「老後、年金だけでは暮らせない」
そんな不安を誰もが抱える時代です。
私は現在47歳、大企業の管理職として働いています。家庭は専業主婦の妻と2人暮らし、子どもはいません。
65歳での定年退職を見据えて、今のうちから老後資金の準備を着実に進めています。
公的年金の“最悪シナリオ”にも備える
将来の年金制度は今より厳しくなると覚悟しています。
今回はあえて以下のような「最悪ケース」を想定しました。
公的年金は70歳から支給開始 支給額は現在の半分(年110万円)
これが現実となった場合、多くの人が老後生活に不安を抱えるのは間違いないでしょう。
それでも破綻しない。私のキャッシュイン設計4本柱
私は以下の4つの収入源を組み合わせることで、制度変更にも揺るがない生活設計を目指しています。
① 配当金(税後150万円/年)
現在の保有株による配当は税後で約150万円。今後の成長は見込まず、固定額で計算しています。
② 企業年金(確定給付型)
65歳から15年間、年120万円を受け取る予定です。
③ iDeCo(個人型確定拠出年金)
47歳時点で評価額は約560万円。65歳まで積み立てを続けると、約2,076万円に到達見込み。これを20年分割で、年約104万円を受け取ります。
④ 公的年金
70歳以降に年110万円を想定。現行の半額とし、リスクを織り込んだシナリオです。
65歳以降のキャッシュイン試算(年額ベース)
65歳 約374万円
70歳 約484万円
75歳 約364万円
85歳 約260万円
一方、支出は年間252万円。収入はこれを常に上回る
以下は、私が想定している老後の生活費(持ち家・夫婦2人)です。
食費 月6万 年間72万
光熱費 月2万 年間24万
通信費 月1.5万 年間18万
医療・保険 月2.5万 年間30万
趣味・交際 月3万 年間36万
旅行 月2.5万 年間30万
雑費 月3万 年間36万
合計 月21万 年間252万円
▶ 65〜84歳の20年間は毎年100万円以上の余剰が見込め、
▶ 85歳以降もギリギリ赤字にならない水準で推移します。
結論:増えない配当でも、破綻しない老後は実現できる
配当が成長しなくても、
年150万円という堅実な想定でも、
iDeCoと企業年金、そして(減額された)公的年金を組み合わせることで、
制度変更に左右されない安定した老後の暮らしは可能であることがわかりました。
制度は変わる。だからこそ「自力で備える」ことが大切
少子高齢化がさらに進む将来、年金制度がどうなっても、国のせいにはできません。
自助努力で「自分年金」を作ることこそが、老後不安を払拭する最大の武器だと、私は確信しています。
株による配当、iDeCoなどを使って終身自分年金を作っていくしかない。
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