若いうちから投資を始めよ」――この言葉の真意とは?
私が今、20代の若者に一つだけ強く伝えたいことがあるとすれば、それは**「月1万円でいいから積立NISAを始めなさい」**ということです。
なぜなら、お金には時間をかけることで、想像を超える力を発揮するという性質があるからです。
積立NISAで月1万円投資したらどうなるか?
仮に25歳の人が、毎月1万円を積立NISAで「オルカン(楽天・全世界株式インデックス・ファンド)」に投資したとしましょう。
- 年間積立額:12万円
- 40年での元本:480万円
- 想定利回り:年率5%
- 40年後の資産:約3,000万円
これは何も特別なことをしていません。利回り5%という前提は、むしろ控えめな見積もりです。実際、株式市場は過去100年以上の歴史において、インフレ調整後でも年率5〜7%のリターンをもたらしてきました。
なぜ若いうちに始めるべきなのか?
私のように40代後半を迎えた者には、もうそれほど長い時間は残されていません。時間が資産形成の最大の味方である以上、「若さ」はそれ自体が資産です。
今の日本は、以下のような背景があります:
- 少子化による経済力の減衰
- 社会保障負担の増大
- 実質賃金の伸び悩み
- そして、インフレの進行
つまり、働くだけでは豊かになれない時代なのです。ならば、自分が働くのと同時に、お金にも働いてもらうしかありません。
オルカンで十分。暴落は怖くない。
投資となると「リスクが怖い」「株は暴落する」と言う人がいますが、それは正しいけれど、積立投資にはむしろ暴落がプラスに働くのです。
毎月同じ額を買い続けるということは、価格が下がった時にたくさんの口数が買えるということ。暴落はバーゲンセールのようなものであり、20年30年というスパンで見れば**「絶好の買い場」**です。
まとめ:未来の自分を助けるのは、今の自分の決断
月1万円。スタバのコーヒーを少し減らせば捻出できる金額かもしれません。それだけで、40年後には何もしない人とは全く異なる世界が見えてきます。
若者の皆さんに声を大にして言いたい。
「今すぐ、積立NISAを始めなさい」
迷ったら、とりあえずオルカンを買いなさい。
そして、忘れなさい。ひたすら積み上げなさい。
未来のあなたが、きっと感謝してくれるはずです。
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