JALマイレージバンク(JMB)に長年加入し、JGC(JALグローバルクラブ)会員として20年近くJALに乗ってきた私だが、最近ふと感じることがある。
「あれ?こんなに乗ってるのに、FOP全然貯まってない…?」
この1年、アメリカに2回、台湾に2回、タイに1回、広州にも1回行った。普通に考えてそこそこ乗っている方だと思う。なのに今年のFLY ON ポイント(FOP)は1万ちょっとで、ステータスはクリスタル止まり。
JGCを持っているおかげでラウンジ利用などは維持されているものの、これがJGCを持っていなければと思うとゾッとする。かつてなら余裕でサファイアを維持できていたはずなのに、今ではFOPが全然伸びないのだ。
FOPが貯まりにくくなった理由
JALもANAも、2023年頃から徐々に**ステータスポイント制度の「実質改悪」**を進めてきた。主な原因は以下の通り:
✅ エコノミークラスの加算率の見直し
かつては予約クラス問わずある程度のFOPがもらえたが、今は格安エコノミー(Q/N/Vなど)はほぼ貯まらない。
✅ 国内線のボーナスFOP廃止・減額
昔はキャンペーンなどで那覇-羽田を往復するだけでFOPがモリモリ貯まったが、今はコスパも悪化。
✅ JGC会員への特別優遇の縮小
FOPに関してはJGC会員といえど「特別扱いなし」。要するに、乗らなければ稼げない・上級クラスでないと貯まらない。
ANAも似たような状況
ANAはANAで、ミリオンマイラー制度こそあれど、プレミアムポイント(PP)が非常に貯まりにくくなったと感じているビジネスマンは多い。かつては国内線でサクッとプラチナ到達できた人が、今はプレミアムクラスや上級会員向けパックを使わないと厳しい。
結局、JALもANAも**「乗れば乗るほど得をする」という時代は過ぎ、
今は「高額なチケットを買った人だけが上級会員」**という方向にシフトしているように思える。
それでも私はJAL派
JAL派の私としては、それでもJALを応援したい気持ちは変わらない。
JGCを持っているおかげで、ラウンジには入れるし、手荷物の優先返却もある。
特に羽田のサクララウンジは早朝や夕方なら空いていて快適。
「ステータスがなくてもJGCのおかげでラウンジ利用可」なのはありがたい。
それでもやっぱり、ここまで忠誠心を見せてきた会員に対して何か“ご褒美”があってもいいんじゃないかとも思う。
LIFE STATUS構想のような動きもあるが、まだ実感としての恩恵はない。
おわりに
2024年以降、JALもANAもステータス維持は簡単ではなくなった。
「え?この搭乗回数でクリスタル止まり?」と愕然とする人は私だけではないはず。
今後はステータスに過剰な期待をせず、自分の旅スタイルにあったコスパの良い選択をしていくのがベストだろう。
でもJALさん、そろそろ**「長年JGC続けてる人に何か特典」**を…頼みますよ、本当に。
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