2025年7月20日に投開票される参議院選挙。
SNSでもFIRE民や反政権層、積極財政クラスタがあれこれ語っているが、今回は**私のような「働く現役ミドル層」**がどう選挙を捉えるべきか、真剣に考えてみた。
■ 自公には投票しないと決めている
これはもう信条のようなものだ。
私は高年収のサラリーマンとして、毎月多額の税と社会保険料を納め、生活費と投資を両立しながら老後を見据えた資産形成に励んでいる。
にもかかわらず、与党が進める政策には納得できないことが多い。
中間層への負担増(所得税・住民税・社会保険料) やたらとバラマキばかりの財政拡大路線 増税への地ならし(財政健全化と言いつつ逆をやっている)
もちろん、外交や安全保障では一定の実務能力は認める。
だが、財政と再分配のバランス感覚があまりに悪い。
とくに都市部の高負担世帯を“無限の財布”のように扱う政治には、もううんざりしている。
■ 減税ポピュリズムにも警戒している
一方で、「ガソリン税ゼロ!」「消費税下げよう!」といった**“なんでも減税すればいい”**という議論にも私は懐疑的だ。
本当に財政再建を目指すなら、安易な減税もNGだ。
歳出の見直しなくして、未来への投資などできるわけがない。
だから私は、
✅ 増税にも減税にも反対
✅ 財政規律(プライマリーバランス黒字化)を尊重
✅ それでも現役世代や若者支援には本気で取り組む政治
こうしたスタンスの政党・候補者を探していた。
■ 静岡選挙区(参院):榛葉賀津也さんに入れると決めた
地元・静岡選挙区には、与党(自民)現職の牧野京夫氏、野党現職の榛葉賀津也氏に加え、共産・参政・NHKなど多くの候補者が出ている。
私が最も好感を持ったのは、**榛葉賀津也さん(国民民主党)**だ。
正直、国民民主という政党自体には不信もある(ガバナンスの甘さ、過去の人選など)。
だが榛葉さん個人は実務派で、安全保障や外交にも詳しい。財政論でも無責任なことは言わない。
“地に足の着いた中道”という印象がある。
維新が候補者を立てていない以上、ここでは**「人物本位」で投票する**。それが私の判断だ。
■ 比例代表では維新に入れるつもり
比例代表は全国区。ここでは理念で選ぶ。
私が重視する以下のような政策に、最も一貫性があるのは日本維新の会だと考えている。
財政規律を重視(PB黒字化を目指すと明記) 労働市場改革や教育投資など、将来への種まきを重視 規制緩和を通じて新しい産業の成長を後押し 婚姻支援、出産支援、リスキリング政策なども明確化
維新にも課題はある。とくに「自己責任論」が強すぎると弱者を切り捨てる懸念があるのも事実だ。
だが、国の屋台骨を健全に立て直し、将来世代が報われる構造をつくるためには、
もはや維新のような改革派に期待するしかない。
■ 「自民ではない、でもバラマキ野党でもない」立ち位置を
このブログを読んでいる方の中には、私と同じように
年収はそれなりに高いが 税金も社会保障も重い 投資や資産形成もしている 子供はいない or 子供を持つことに不安がある 政党のポピュリズムにうんざりしている
そういう人もいるのではないか。
だったら、ぜひ今回の参院選では
**“安易な減税”でもなく、“野放図な給付”でもなく、
「財政規律+成長投資」を掲げる政治勢力に一票を
私はそう思う。
■ 最後に
今回の参院選、私はこう投票する。
選挙区:榛葉賀津也(国民民主) 比例代表:日本維新の会
これが、私の“働く現役世代としての意思表示”だ。
政治は誰かが勝手にやってくれるものじゃない。
投票所に足を運び、「まともな未来」のために、賢く選ぶべき時だと思う。
(※この記事は私個人の見解です。特定の政党や候補者を勧誘するものではありません)
おわり
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