理人です。
このブログの読者がどんな方なのかはわかりませんが、今日は資産運用についてシリーズ記事の記念すべき第1弾を書きたいと思います。今日は私が株投資を始める頃のお話です。
資産運用といっても色々あるが・・
銀行にお金を預けるのも実は立派な資産運用です。私が小学生の頃、つまり80年代中盤はそれこそ郵便局に預金していれば年利7%もの利子がついたのをいまだによく覚えています。
お金がお金を生むとはまさにこのことで、郵便局に現金を預けて放置してさえいれば勝手に毎年7%の利子がついて且つ複利の効果で加速度的に資産が増えていきます。
預金以外にも資産運用として代表的なのが株式投資、国債といった債権への投資、FX、不動産投資といった方法があげられます。
自分のスキルアップへの投資、例えば資格の取得とか語学の習得とかも広義の意味では資産運用といってもいいかもしれませんね。
銀行預金が悲しいくらい低金利に
郵便局に現金を預けていて年利7%もの利子がついたのは遥か昔のお話であり、今は超低金利時代です。日銀はゼロ金利政策を堅持しています。
100万円を銀行や郵便局に預けても利子は本当に「はぁ?」と言いたくなるくらい少なくて、10円にも満たない利子です。
仮に深夜にコンビニで現金をおろそうものなら200円くらいとられるので、それだけで実質マイナス金利だと言えます。
だったらタンス預金する?
銀行や郵便局に預けたって二束三文の利子しかつかないのなら、タンス預金でいいんでね?と思う方もいらっしゃることと思います。
私はそれを否定するつもりはありません。
キャッシュがすぐに必要ならば、一理あります。銀行に預けて引き出す手間と手数料を払うくらいないら家で現金を保管しておけばいいのです。当然です。
ですが、もし当分使う予定のないお金だったらどうでしょうね?タンス預金はもったいないかなと思ってしまいます。実際、私はあまりにも銀行の利子が低いことが株式投資のきっかけでした。
私は恐る恐る株式投資をやってみた
あまりに銀行の利子が低すぎるため、私は株式投資というものをやってみることにしました。2011年のことです。
ちょうど円高が進んで1ドル80円台だったころの話です。日経平均も8000円台だったと思います。
民主党が政権をとっていて、不幸なことに東北で大災害が起こった翌年のことです。原発の事故もありましたね。
政治の混乱、震災、原発事故、超円高と次々に国難に見舞われた2010年の翌年に私は日本株と米ドルとユーロを買いました。
投資金額のトータルはそれまでコツコツためたなけなしの300万円でした。
投資するタイミングがよかった
私が社会人になってお金を稼げるようになって最初に起こった金融危機は2009年のリーマンショックでした。
それより前にもITバブルの崩壊とか、アジア通貨危機、それに有名なホリエモン事件とか株式相場を揺るがす大事件が数年おきに起きていたんですが、私は株式に投資する資金もなければ知識もないし、投資する方法もよく知りませんでした。
インターネットの進化と規制緩和。これが私を投資の世界に導いてくれた大きな要因だったなと思います。
この両方がセットで起こったので私のような少ない元手しかない人間にとっても「投資」がいっきに身近になったのは間違いないです。
そして日本は未曾有の災害でダメージを受けていた。つまり、他の投資家はいっせいに資産を日本株から引き上げていった時期だったというわけです。
たまたま始めたタイミングがよかったというのは真実です。
つづく