権利落ちを狙う

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欲しい銘柄の株価はなかなか下がらないものだ。スマホアプリに登録して値動きを監視しているのだがさっぱり下がって来ない。

ここだというタイミングで買うもだいたい買ったら下がるというのがお決まりのパターンで、その逆はなかなかないのが現状ではある。

私の場合は基本的にバイアンドホールドだから、日々の株価の変動に一喜一憂しなくていいのかもしれない。だが、買った株の価格が下がると気分は良くはない。

長期投資だろうが短期投資だろうが、投資のコツは如何に優良な銘柄の株を安く仕込むかにあると言っていい。

リセッション入りした時とか地政学的リスクや政治リスクなどで株価は大きく調整が入ることがあるからみんなが売るタイミングでうまく買いを入れるというのはアリだと思う。私もそうして仕込んだ銘柄もいくつかある。

ただ、そういう調整がしょっちゅう起こるわけではないし、実際いつ起こるかも分からない。

そこで権利落ちの直後を狙って買うという戦略を今月は実行に移した。

銘柄はGCAというM&Aアドバイザリー会社である。同社は財務よし、利益よし、配当よしの三拍子揃った銘柄で注目していた。値動きもアップダウンを繰り返してプラスマイナス15%を行ったり来たりしている値動きを取っている。

こういうの銘柄は安く買って高くなったら売り、安くなったらまた買い足すという戦術が割と成功しやすいと思う。

仮に思うような値動きを取らなくても配当がいいので売らずにホールドしても損はない。

同社は12月決算株なので6月末が権利落ちとなるのだが、案の定株価は売られ年初来安値を更新した。

ここは安くで仕込むチャンスとばかり私はボーナスと配当金を突っ込んで1000株までポジションを上げた。投資額は約90万円である。

さてこの戦術がうまくいくのか。うまくいけば株価はプラス10%くらいの上昇は期待できるかも。そうなれば半分の500株は売ってしまい、利益確定させたい。

そうならなければガチホ継続となる。

投資はあくまで余剰資産で。

参考になれば幸いである。

おわり