私の親孝行

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思い返せば私は親孝行らしいことはやってこなかったかな。

親孝行といえば、なんだろう。例えば、

  1. 孫の顔を見せる
  2. 何かを買ってあげる(プレゼントとか旅行とか)
  3. 仕送りする(毎月3万円とか)
  4. 会社で出世する
  5. 帰省する

そんなところでしょうか。

私はどれも満足にしていません(-_-;)

1つ目の「孫の顔」は子供がいないので実現不可ですね。2つ目の「何か買ってあげる」は数えるほどしかない。3つ目の「仕送り」は幸い親の経済的に不要だし、4つ目の「出世」は冴えない社畜には無理ゲーだし、5つ目の「帰省」は最低1年に1度はと思ってはいるものの実家から足が遠のいてます。

こう考えると確かに何も親孝行らしいことしていませんな。

昔はそんな自分に言いようのない居心地の悪さを覚えたものですが、最近は開き直ってます。

親子といっても所詮は違う人間ですし、分かり合えないもの・・・というのが私がたどり着いた結論です。なので適当な距離を保って生きていくしかない。

私にとっての親孝行はもっと水準を低く設定しています。こう考える方がはるかに精神的に楽です。

私が考える親孝行はですね・・・

  1. 健康で生きていること
  2. 親から経済的に自立していること

ぶっちゃけた話、この2つの条件さえクリアしていれば、十分親孝行しているんじゃないでしょうか。

もし逆にこの2つの条件が成立していないと親孝行どころか害悪が大きいですね。特に2は暗い未来を予見させます。自立もせず年老いた親にパラサイト・・・考えただけで恐ろしい。

健康でカネの不自由なく暮らしている。もうそのことだけで十分親孝行ですよ。それだけで十分立派なことなんです。

とはいえ親には感謝せねばりません。

健康な体で生んでくれたこと。この資本主義という荒波で生きていく術(つまり教育)を与えてくれたこと。このことには感謝しています。

ま、結局のところ「感謝していますよ」、ということを伝えることができれば、それでいいということでしょうか。

なの他人や世間一般と比較したりせずとも毎日西の方に感謝してますよ、心をむければそれでよし。そう思うようにしています。

おわり