ついに衆院選です。私も嫁さんも朝から投票所に行ってきました。
今後の国政を左右する重要な選挙です。
コロナ禍の中で国民の審判を仰ぐ選挙とも言えます。
各政党の政策は一通り調べました。そして考えた結果、信念を持って投票してきました。
まず小選挙区。私の住む静岡1区は恐らく圧倒的多数で上川陽子氏が当選するでしょう。
私も小選挙区は上川陽子氏に一票を投じました。その他の候補者に票を投ずる価値はないと判断してます。
続いて比例代表。これは迷いました。
前回2017年は小選挙区も比例も自民党でしたが。
迷ったというのはそれだけ自民党への不信感が増しているということの表れです。
コロナ対策は常に後手後手。感染拡大する中でオリンピック決行し、たくさん人が死にました。
また、現職の法務大臣が選挙不正で逮捕起訴されるという前代未聞の不始末。そして説明責任の放棄。国民を舐めてる。
モリカケサクラははっきり言ってどうでもいいですが、コロナ対策の不手際だけは許し難い。何せ命がかかっているのだから。
自民党の国民への向き合い方はどう考えても長年政権の座にあぐらをかき続けて国民を舐めてるとしか思えませんでした。
しかし、これも自民党に対抗しうる野党が存在しないというのが最大の問題だと思ってます。政権交代の危機感があまりに無いため、自民党が万年与党の座に座り続けるのだ。
今の野党、特に立憲民主党なんかにお話にならなくて、こんなのが政権を取れるわけがないし、自民党の代わりに祭りごとなんて無理。
政策云々も酷いものがあるが、共産党と接近してる時点で終わってます。選択肢になり得ない。
比例代表で自民には投票したくない。だけど立憲民主党にはもっと投票したくない。
考えた結果、私は今回国民民主党に一票を投じました。野党の中では一番まともな政策を訴えていたから。
といっても国民民主党の政策はかなりの左寄りで、とてつもないばら撒きを経済政策の柱としています。そこはうまく舵取りしないといけないが。
財源は恐らく赤字国債なのだろうが、積極財政は悪手ではない。特にコロナ禍らの回復が遅い日本にはカンフル剤が必要だろう。
経済対策以外の政策もまぁ概ね支持できる内容だった。
日本にまともな野党が一つくらいあってもいい。そうしないと自民党は緊張感を忘れてバカなことをやりだす。
与党がしっかり国民のために仕事をするにはいつでも脅威となる強力な野党が必要だ。
そう思って今回は比例代表に国民民主党を選んだ。今後の政局の変化に期待したい。
おわり