気の休まらない夏休み

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夏休み。社会人になって何回目の夏なのだろう。子供の頃の夏休みはやはり楽しかった思い出の方が多い。

夏というだけでワクワクしたものだ。宿題は面倒だったが、家族旅行も楽しかったものだ。まいにち学校に行かなくてもいいってだけで嬉しかった。

社会人になってからというもの気が休まる夏休みなんてなかったな。いつも夏休み明けの激務を想像して身構えながら過ごしている感じ。

今回もそうだ。夏休み明けに海外からの来客対応、その後のアメリカ出張と実は準備が間に合ってなかった。

だから夏休みとはいえ在宅で仕事である。

日本は止まっているが海外は動いているのでメールはバンバン届く。

まぁ一応休んでいることになっているので返信は最小限にとどめるが。

今日も午前中は仕事。明日も明後日も午前か午後のどちらからは資料作りに勤しまねばならない。

会社から特に何も支給されない。はっきり言うとタダ働きだ。だが、やっとかないと休み明け地獄を見ることになる。

まぁそんな夏休みの繰り返しだ。

旅行には行かない。というかどこも宿が空いてない。計画性がないといつもこうなる。

仕事でも旅行でも計画性は大切だと思う。行き当たりばったりだとダメだな。

しかし、気が休まる夏休みなんてそもそもあるんだろうか。子供じゃあるまいし。

社会人になれば仕事以外にもあれこれ悩みは出てくるものだ。心配ごとは尽きない。

やはり人間というものは汗水垂らして働き続けることが一番いいのかもしれない。働いてりゃ心配ごとに悩む暇や時間がなくなるから。

夏休みに何もせず朝から酒を飲んで気を紛らわすより、仕事してる方がひょっとしたらまだ健康的かも。

気は休まらないがそもそも遊んでいても気は休まらない。であれば集中して仕事してる方がマシか。

ただいつものように朝から晩までぶっ通しで働くのはダメだ。疲れる。午前か午後の3時間くらいであれば疲れを残さずいい感じだと思う。

仕事した後は心地よくビールでも飲もう。そんな夏休みも悪くない。

おわり