気づけば管理職になってから丸2年が経ち、今期で3年目となった。あっという間だったような、長かったような。不思議な感覚だ。
率直に言えば、私は今のポジションに満足しているし、やりがいを感じている。ありがたいことに、日々充実感のある仕事ができている。
若手は「管理職になりたくない」時代?
最近よく聞くのが、「今の若手は管理職になりたくない」という話。理由を聞くと、「責任ばかり重くて給料はさほど増えない」「残業や会議ばかりで自由がない」といった声が多いようだ。
その気持ちはとてもよくわかる。かつての私も、仕事にやりがいを見出せずに悶々としていた時期があった。2017年前後、ちょうどこのブログを始めた頃だ。
当時の仕事といえば、他人が作った資料を取りまとめて、偉い人に説明するだけ。自分の意思はほとんど入らず、まさに「メッセンジャー」的な役割だった。
今で言う「ブルシットジョブ(無意味な仕事)」に近かったのかもしれない。やってもやらなくても大勢に影響がない、そんな仕事。今思い返しても、もう一度やれと言われたら全力で拒否したい。
チームを動かす楽しさ、組織で成果を出す醍醐味
それに比べて、今の仕事は売上こそ小さくても、自分の工夫次第で変化を起こせる余地がある。明確な目標があり、それに向かってチーム全員で一丸となって取り組む。そんな日々が楽しい。
さらに、人材育成という難易度の高い課題にも取り組ませてもらっている。部下との信頼関係を築き、時にぶつかりながらも成長を見守る。これも管理職ならではの醍醐味だと思う。
初めは「自分には管理職なんて無理かも…」と思ったこともあった。だが、今では案外、私は管理職に向いているのかもしれないと感じている。
「惜しまれて去る」存在でありたい
今の部署で、あと何年課長としていられるかはわからない。でも、組織をできる限り強くして、惜しまれながらバトンを渡したい。それが今の私の目標だ。
若手の皆さんへ。
確かに管理職は楽な仕事ではない。だが、その先には「自分の仕事が組織に貢献している」という実感とやりがいが確かにある。ブルシットジョブに悩んでいるなら、いっそ一歩踏み出してみるのも、悪くないかもしれない。
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