サッカー日本代表がまさかの決勝トーナメントとに進出した。この結果を予想したものは少数派だったのでないか?
みんな始まる前は日本が強豪ひしめくグループリーグを突破できるなど信じていなかったようだ。私もそんな一人であり、冷ややかに見ていた。
期待して裏切られた時、けっこう精神的にダメージが大きいから。
だが、初戦のコロンビア戦で奇跡が起こった。開始早々に相手のハンドで一発退場、レッドカードである。
まるで日露戦争の日本海海戦を彷彿させる。勝つのは不可能と言われたバルチック艦隊を東郷艦隊が打ち破った。
大会直前で監督が変わるなどバタバタ劇があったし選手の起用を巡って随分批判もあったようだが、勝負の世界は結果が全てであり、決勝トーナメント進出を決めた今、誰からも文句を言われる筋合いはないだろう。
海外のメディア含めポーランド戦の終盤の負け逃げ戦法を批判しているが、一体何がいけないのか意味不明である。
全ては決勝トーナメントに進むための戦術だ。それ以上でも以下でもないのに。だったら野球の敬遠はどうなるんだっての。
最後まで攻め続けてカウンター食らって失点してたらよかったっていうのか?実に馬鹿馬鹿しい議論だと思う。それが身内の日本人からも聞こえてくるので始末が悪い。批判している連中はきっとにわかファンだろう。素直に決勝トーナメント進出を喜んでりゃいいのに。
日本の活躍を良しとしない韓国が批判するなら分かる。奴らはグループリーグで敗退しているから日本が羨ましくて仕方ないらしい。負け逃げ戦術を批判したくなる気持ちは分からんでもない。ま、韓国なんてどうでもいいけど。
それより月曜日のベルギー戦に期待したい。サッカーは何が起こるかわからないと。特にW杯は。
おわり