目覚ましを2時50分にセットしてベルギー戦を観た。
職場では素人談義に花が咲いて勝敗の予想やスコアの予想をして楽しんでいる同僚もいたが、初戦のコロンビア戦と同じく、たいていベルギーが圧勝すると予想する輩が多かった。
ま、私はサッカーはずぶの素人だし、普段からJリーグを熱心に観戦したりもしないいわゆるにわかファンだし、ベルギーの強さなどは知りもしない。
だが、FIFAランク3位という格上を相手にすることから下馬評はベルギー圧勝となってもうなずける。
だが、内心私はワクワクしてた。今までの戦いぶりを見るにつけ何かやってくれるのではないかと。
予想通り西野監督は初戦のコロンビア戦と同じフルメンバーを当てて来た。この布陣は素人目でもかなり機能する強力な布陣だと思う。
そしてスーパーサブとして本田が控えている。
前半がスコアレスで終わって、こりゃひょっとするぞと思い始めた。
そして運命の後半戦。
原口の先制には沸いた!すぐさま乾の技ありミドルが決まった。感動の嵐であった。
格上相手に日本は守勢に回らず最後まで果敢に戦ったと思う。そしてベルギーをあと一歩のところまで追い詰めた。
これほどいい試合は記憶にない。本当、日本は素晴らしいチームだった。
ベルギーも素晴らしいチームだと思う。ラフプレーもないし、フェアに戦ったと思う。
結果は残念な逆転負けとなったが、不思議と試合後に悔しさはなかった。
日本代表はお疲れ様。ホントありがとう。勇気をもらえた。
つまらない日常が少し潤った。
ありがとう。感動した。いい夢をみさせてもらった。
おわり