組織に身を置くことの窮屈さを考えてみた

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明日からまた海外出張で憂鬱です。今回、本来、私の出る幕ではなかったのですが、同僚のスケジュールがどうしても合わないということで、私がピンチヒッターとして出張することに。

同僚が作ったプレゼンを英語でやらねばなりません。事前にレクチャーは受けましたが、さてちゃんと説明できるのでしょうか…。

さて、ツイッター界隈ではセミリタイアが結構盛り上がってますね。先日はツイッターのタイムラインに三菱サラリーマンさんがついにセミリタイアしたことが流れてきましたね。

この方は7年半の社畜生活を送ってのセミリタイアだったそうです。ちなみに私は社畜歴16年目となります。まだ辞める予定ま目処もありません泣

能力のある頭の回転いい人ほど組織に属して仕事こすることにストレスを感じ、バカバカしく思える。三菱さんも恐らく若くしてセミリタイアの道を選んだのはそういう理由からだと思います。

これまた界隈では有名なたぱぞうさんという投資ブロガーさんの組織における理不尽な慣習について以下の項目を上げておられましたので、自分の今の組織と照らし合わせてみました。さて、カイシャってそんなに理不尽で息苦しいのでしょうか?

①印鑑はかならずお辞儀をして捺す

この風習はうちの豚舎にはないですね。課長代理みたいなポジションなので、部下の書類にハンコを押すシーンがありますが、お辞儀どころかケンシロウばりに「ホアタァ!!」と言って押印してます。カイシャを舐めてますな笑

②組織の提案文書は日付だけ変えて毎年同じものを使っている

形骸化の例なのでしょうが、うちの部署ではあまり見かけないですね。部の方針が毎年でますけど、微妙に内容は変わります。もちろん骨子は変わりませんけどね。あまり気にならないです。

③毎年のようにコンプラやガバナンス関係の注意事項が増える

もう、これはその通りです。どんどん厳しくなりますし、その頻度や中身もエスカレートし続けてます。e-learningが多いです。独禁法、賄賂収賄、輸出管理、、、これに加えて経費の申請や計上も馬鹿みたいに複雑でハンコリレーする必要があったりします。これには正直ウンザリする時もありますね。

④了解しましたと承知しましたの使い分けが厳しい

細かいことをグチグチ言ってくる輩はどの組織にもいると思いますが、人によりますね。私は気にしません。それこそ新人の頃にちゃんと先輩が教えてあげれば特に問題ないと思います。

⑤意味の分からない会議が多い

だいたいえらい連中が毎年ガチャガチャ数字遊びをしてあーでもないこーでもないやってますね。どうなるか分からない5年先の売上計画について真面目な顔して議論してる姿は滑稽です。

⑥一日の仕事の多くが、成果のよくわからないもので終わる

自分の仕事についてあまりそういう風に感じたことはありません。成果のよく分からないものとは例えばなんだろ?飲み会の幹事の仕事とかでしょうかね。あまりピンとこないですね。

⑦きっちり細かくやることが、評価される。

仕事によるかもしれませんね。ざっくりでいいから早さを求められる場合もあるし、ミスは許されない場合もあるので。ミスの少なく処理も早い人は職場でも一目置かれるのは間違いないです。そういう人は集中力もあって優秀な人が多いと思います。

⑧上席が退勤しないと帰りにくい

全くそんな雰囲気はないですね。むしろ上席の人の方が部下より先に帰ることに躊躇してるように思います。私は誰かに気兼ねして帰ることはありませんね。残業は仕事の進捗を見ながらやるときはやります。嫌だけど。

⑨評価が基本的に時間軸である

これは長時間労働イコール高い評価につながるということを言ってるのだと思いますが、うちのカイシャは最早長時間残業とか休日出勤は美徳でもなんでもなくなってきてます。幸いなことです。残業ばかりしても全然仕事か進んでいない社員がいますが、評価は最低で、チームの中でも問題視されてます。長時間カイシャに居れば評価が上がることはなく、むしろ逆でダラダラ仕事をする人ほど無能という烙印を押されがち。

以上、合計9つのカイシャあるあるを見てきましたが、意外と私の勤めるカイシャは当てはまっていない項目が多かったです。

これは組織に身を置くことの窮屈度が私の場合相対的に低いということを意味しているのでしょう。

なかなかよその社畜の状態まで想像できず、隣の芝生が青く感じてしまうものですが、実は今住んでる豚舎こそ素晴らしい環境であったりするのかもしれませんね。

おわり