株式投資を始めて8年余り。その間○○ショックというのは何回か発生したものの、暴落と呼べるショックは無かったように思う。
ギリシャショック、チャイナショック、トランプショック。最近では18年の年の瀬に起こったクリスマスショックでしょうか。
それでも世界経済はショックを乗り越えて成長を続け、株価も上昇してきました。
2020年の世界経済はやや成長が鈍化するもののアメリカは相変わらず経済は絶好調。株も凸凹はあるにせよ上昇トレンド継続というのがメインシナリオだったのではないでしょうか。
ところがどっこい。中国武漢が発生源となって瞬く間に拡散してしまった新型コロナ。
今まさにパンデミックの危機が迫りつつある中、今週の株式相場はパニック的な売りが起こり、世界同時株安となりました。この一週間で世界の時価総額の1割が吹き飛んだとのこと。
コロナショック。
新聞にはリーマンショック級のインパクトを世界経済に与えうるとの解説記事がでてましたね。
しかし、今回のコロナショックとリーマンショックが異なる大きな点はコロナはどう考えても一過性のショックであり、自体はやがて収束し、近いうちにどこかで株価は大きく反発するということです。あくまで専門家曰くですが。
コロナの混乱がいつ収束できるのかはまさに今が瀬戸際で下手をするとこのパニックは長期化し兼ねません。ですからあまり専門家の意見のみを鵜呑みにして楽観視しない方がいいというのが私のポジションです。
私は相場が崩れる前に大半の持ち株を売却し現金ポジションを高めにしました。高配当株だったのでもちろん躊躇もしましたが、コロナショックの前に逃げたことで損失を避けることができました。
利確と損切り両方でましたが、幸いトータルでは利益の方が大きかったです。
いっきに現金ポジションが高まり、現金比率は4割程度まで上がってます。相場が底を打ったら買い戻しを考えてますが、相場の底は誰にも予測できません。いっきに買うのではなく恐る恐る何回かに分けながら買い戻しをしていきます。
しかし、軒並み株価は値下がりしてますので、まさにバーゲンセールの様相です。何を買うべきか、今買うべきなのか非常に迷うところです。
日本株は特にショックに過敏に反応しすぎることは言われてますし、今回も他の市場以上に売られる可能性はありますので、来週も株価は下げ止まらないかもしれません。
こればかりは誰にも分かりませんが、世界がそして日本が今回の新型コロナの危機を乗り越え、オリンピックも無事に開催出来ることに賭け、相場と向き合いたいと思ってます。
おわり