戻り始めた日常

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国の非常事態宣言が解かれ、東京都も非常事態宣言を解除し都心の人手も戻り始めたみたいだ。

私個人はいたって質素な生活なので、外食できなかったこととサウナに行けなかったことを除けばコロナ禍の前と後でそれほど大きな違いはなかった。

国民全員の自粛努力もあって新規感染者は減り続けているし、やはり自粛の効果は一定あったんだろう。

しかし、新コロの火種をずっとくすぶっているので、ちょっとした気のゆるみで再び感染者が激増するかもしれない。

感染者が再び増えても、またぞろ経済活動を止めるのだろうか。

この新型ウイルスのことがだいぶわかってきたのであるから、どういう場所が感染リスクが高いかだいたいわかってきている。

居酒屋、カラオケ、ライブハウス、ジム、ブッフェスタイルの食事、屋形船、キャバクラに風俗店。だいたいこんなところだろうか。

感染の温床になる場所はほぼ特定できているのだから、逆に言えば該当する業態だけを規制の対象としそれ以外は経済活動を維持すればいい。

自粛期間中に営業継続して叩かれていたパチンコもクラスターが発生したとの事実はないので、適切な距離を保ちつつマスク着用していればそれほど感染リスクはないのだろう。

外食にしてもそうだ。ぺちゃくちゃ大声でしゃべりながらの飲食はリスクが高いが、ソバのようにさっと食べてさっと出るのであれば感染リスクは限りなくゼロに近いと思う。

店内が込み合うのを避けるためにできる工夫もあると思う。店を完全予約制にしたり、入店規制を設けたり色々ありそうだ。

だから第二波がきて再び感染者が増えても前回のようにすべての経済活動を止める必要はなく、三密業態のみに再び厳しい営業制限を加えるというのが正しいアプローチだと思う。

私はというと、髪の毛も伸びてきたことだし先週金曜日の午後に休暇をとって散髪屋(カットと髭剃りで1650円!)に行き、その足で大好きなサウナに入りに用宗まで行ってきた。

平日の午後とあって散髪屋もサウナも空いていたし、久々にリラックスした時間を楽しめた。

サウナは入室制限を設けていて、一度に入れる人数は9名になっていた。サウナは高温だし、ウイルスの感染リスクは低いだろうが念のための措置かと思われる。

久々にサウナ、水風呂を3往復し、思う存分に整うことができて幸せだ。混まない時間帯を狙ってまた行こうと思う。少しずつ日常が戻ってきた。

おわり