昨日昼過ぎ電撃ニュースが発表された。菅総理の事実上の辞任である。
菅政権発足から1年あまり。コロナ禍という未曾有の危機に全くと言っていいほど対処できなかった。
危機管理能力ゼロの内閣だったと私は思う。コロナ禍のGo to travel、反対をゴリ押しして開催したオリパラ。これだけでも十分すぎる。
この一連の誤ったコロナ対策によって少なからず国民の命が犠牲になっているのだ。全く酷い政権だった。
国民の安心安全を守ると念仏のように唱えてればコロナが収まるとでも思っていたのだろうか。
言ってることとやってることがてんでバラバラ。多くの国民はもう心底菅政治に辟易していたことだろう。私もその一人だ。
しかし、一つだけ、本当に唯一一つだけ菅政権を評価したいことがある。それはワクチンだ。
賛否はあるのはわかる。だが、実際私は7月に一回目、8月に二回目のモデルナワクチンを打つことができた。
これは政府のワクチン外交の成果としか言いようがない。職域接種をやってくれたお陰で私は助かった。
世界にはまだまだワクチンを打てていない国が沢山ある。アメリカやイギリスと言ったワクチン開発国に比べたら接種スピード遅いが、それは仕方のないこと。
次期政権は誰が担うのか。私に自民党総裁選の選挙権はないからどうしようもないが、顔ぶれを見るにつけ河野さんあたりが当確するような気がする。
いずれにせよ自民党は選挙で勝つためこれまでの失策の挽回を図ることだろう。それはそれで良いことだと思う。実際、菅総理退陣のニュースが流れて午後からの株式相場は急騰した。
株式市場も菅政権を不安視していた証左だ。辞めると分かって株価が急騰とはなんとも皮肉な話である。
さて、前置きが長すぎた。今週の資産の増減を記しておこう。今週は続騰だった。こんなことは珍しい。
7日連続で上がった。目を疑うレベル。菅総理辞任ニュースが流れた金曜は我がPFはあまり大きな反応ではなかった。
次に総資産額を記す。
総資産額は節目の3000万円から大きく上振れている。株価の上昇にともない含み益が過去最高記録を更新中だ。
株式投資10年の中で、ほとんどの期間は含み損を抱えた状態だった。ある意味含み損は常態といっていい。それが今はどうだろう。
含み益が600万円に到達しようかという勢いである。もっとも利益を確定したわけではないので未実現の利益ではある。
これからどこまで資産額を伸ばせるのかは正直分からないが、退場しないことを念頭に安定的に配当を出さそうな銘柄を出来るだけ安く仕込んで長く保有するというこれまでのスタイルを変えず、今後も資産を育てていきたい。
グッドラック