ロシアウクライナ紛争は泥沼化の様相をていしており、人道危機に発展しつつある。
同胞が同胞を殺すなど正気の沙汰ではないが、戦場ではロシア軍の一般人の殺戮まで起こっており目を覆いたくなる有様だ。
一方、コモディティ価格が暴騰しており、世界中でインフレが加速しそうだ。ロシア産の原油も天然ガスも市場から排除されようとしている。
国内のインフレを何とか抑えたいアメリカがイラン、ベネズエラや中東の産油国へ圧力をかけ、原油の産出量の増加に当たっているらしい。この辺りの変わり身の速さは流石アメリカ外交だな。
アメリカはシェールガスもシェールオイルも自国で生産できるので、リグの稼働を増やす許可を出すのだろうが、生産量をすぐに上げられないらしい。
まぁ原油高に歯止めがかかるかもしれないという期待から原油価格は下げており、それを踏まえて材料に日本株は大きくリバウンドした形。
一時1000円を超えたと言う。一日の変動としてはかなり大きい。久しぶりの強烈なリバウンドだった。
昨日の相場で140万円負けて今日の相場で150万円戻した形だ。
こういう荒っぽい相場が今後も続くから、今日上がったから明日も上がるとは思わない方が懸命だ。明日は寧ろ下げる可能性の方が大きい。
ウクライナとロシアの交渉がトルコで行われたようだが、何も決まらなかったという報道を受けて、先物は下げている。
楽観は出来ない。
明日は一昨日昨日と仕込んだ資源関連株が上げる一方、グロース系はダメかもしれない。
しばらくは積極的な売買は控えようと思う。静観しつつ相場が落ち着きを取り戻すまでじっくり待ちたい。
おわり