日本は平和そのものだ。ウクライナロシア戦争の報道に触れるたびにそう思う。
アメリカもヨーロッパもロシアとの全面戦争を避けるべく、第三次世界大戦を避けるべく、ウクライナには派兵しないというスタンスを堅持している。
その代わり武器の供与をこれでもかというくらい実施してウクライナを支援しており、その効果は現れていると言っていいだろう。
ロシア軍は制空権を確保できず、陸上戦力もウクライナ兵の抵抗の前に進軍は遅々としている。
戦局が降着しつつあり、時間が経てば経つほどロシア軍にとっては不利だ。
ゼレンスキー政権の打倒と傀儡国家の樹立を成し遂げられないまま軍を撤退させるなど、プーチンがするとは思えない。
そんなことをすれば国内の求心力は致命的に低下し、暗殺されるだろう。
だからこの戦争に勝つために何でもする。そう、化学兵器を使うことも躊躇しないだろう。
そのような兆候は既にある。ロシアがウクライナが化学兵器を使っているとロシアが主張し始めたというのだ。
荒唐無稽なことではあるが、ロシアがこういう発言をする時は自らがそれを実行することの予兆であり、前触れなのだ。
アメリカもヨーロッパも直接関わりたくないとはいえ、その姿勢がプーチンをつけ上がらせている。
化学兵器を使ったら欧米はロシアとの全面戦争も辞さないという強力で断固とした態度を示すべきだろう。
でないとこの戦争はウクライナ人の絶滅という最悪の事態まで突き進むだろう。
おわり