常葉大学CMへの違和感

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最近はめっきり地上波のテレビはみず、もっぱら自室にこもってYouTubeを見ている。

ただだからYouTubeの動画にはちょくちょくCMが流れるのだが、最近やたらと常葉大学(静岡市にある私立大学)のCMが目につく。

トライザネクスト。常葉大学。

覚えてしまった。

限界を自ら作っていないか?常識に囚われていないか?もしそうなら超えていこう!出来ないことは何もない!

こんな感じのCMで目力の強い女性がキリッとした目で遠い未来を見据える…。

このCMを見るたびにどこか居心地の悪い気持ちになる。それはわたしが学生だった頃とあまりにかけ離れているからだろう。

自分の可能性などたかが知れている。斜に構えた考えだった。

どうせ自分は大成はしない。だけど一人で生きて稼がなきゃならない。そんなことしか考えていなかった。

卒業したら働いて自立しないといけない。就職活動しないといけないという重い現実が常にあった。

このCMのようにキラキラしてはいなかったし、未来を変えてやろうなどという気概はなかったな。

しかし、今時こんな超ポジティブな若者は本当に存在するのだろうか。この静岡に?いたとしてもわざわざ田舎の私大に行くのかな。

常葉大学のCMがいったい誰に対してのものなのか、よく分からない。決して偏差値の高い大学ではないだろうし、そうなると自然とターゲットは学力が下から数えた方がはやい学生に絞られる。

そんな若者が常葉大学に限らず大学の4年間で自分の限界をぶち破って大物になれるのだろうか。

いや、常葉大学ならさまざまなカリキュラムがあって本当の自分に出会える、将来なりたい自分が見つかるかも転々そういうことなのかもしれない。

なるほどそういうことか。

最初は違和感だらけだったがこうして思考を整理するとスッキリした。

若い人には頑張ってもらわないとな。陰ながら志の高い若者を応援している。

おわり