今日のタイトル、サラリーマンしてるとかたまに上役の口から聞こえてくるフレーズである。
オレの職場でも誰だったか、部長クラスの人間が同様の言葉で異動する社員を励ましていた。
まぁ本人に悪気はないのだろうが、サラリーマンは置かれた場所で咲きなさいなど馬鹿馬鹿しいったりゃありゃしない。
そもそもこの言葉、語源を調べると2012年に刊行された渡辺和子さんという修道士が書いた本が由来だ。
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。心迷うすべての人へ向けた、国民的ベストセラー。
これをサラリーマンの異動とかこつけるのは明らかにおかしい。馬鹿じゃねーの?
自分に不向きなこと、ストレスの多い職場や意味のない仕事。そんな仕事は辞めればいいんだよ。
辞めて他の仕事や職場を探すべきだ。それが何が「サラリーマンは置かれた場所で咲きなさい」だよ。
笑わせるな。
こんな無責任な話あるか。
古い奴ほど平気な顔してこんな言葉を使う。時代錯誤も甚だしい。
今の若者は優秀なので、会社が或いは仕事が合わなければとっとと辞めてよそに行くっての。
優秀な社員がしょぼい給料でくだらねー仕事に耐えるなんて本気ですまだ思ってんのか。
めでたい馬鹿だな。
逆だろ!優秀な人材を繋ぎ止めるために業務改革なり生産性を上げる環境を整備するのが管理職の仕事だろーが!
自分は何の改善努力もせず、社員には兎に角言われた通り黙って働けと言っているに等しい。
実に馬鹿らしい。
こんな言葉を平気で使う阿呆の下で働きたくないものだ。
おわり