配当金こそ株式投資の最大の魅力
私は株式投資の中でも配当金を重視している。むしろ「配当金を得るために投資をしている」と言っても過言ではない。
短期売買の利益やテンバガーを狙う投資もあるが、私は高配当株を長期保有して、安定したインカムゲインを得るスタイルが好きだ。
それは、**リスクを取った人間だけが得られる“報酬”**だと考えているからだ。株価が乱高下しても、決算に一喜一憂しても、期末に口座に振り込まれる配当金の通知を見るたびに「投資してよかった」と実感する。
配当金の推移:ピークは2022年
ただ、近年は配当金の受け取り額が年々減少傾向にある。
以下は税引後の実際の受取額だ:
- 2022年:242万円
- 2023年:216万円
- 2024年:200万円
- 2025年 : 167万円(予想)
配当生活を志す者としては、寂しい数字だ。
明らかに2022年がピークであり、そこから徐々に下降トレンドに入っている。
減配の主因は商船三井、高配当株の落とし穴
この減少の大きな要因は、主力銘柄である商船三井(9104)の大幅減配だ。
2024年度は350円の配当が出ていたが、2025年度は下限配当150円の見通しとなっている。
高配当株にはこうした業績連動型の減配リスクが常につきまとう。
海運株は典型的な高配当セクターだが、業績変動が激しく、それに伴って配当も大きく変動する。
とはいえ、私はまだ楽観的に見ている。
米中間のコンテナ輸送量は依然として堅調であり、市況が回復すれば増配修正も十分にあり得ると見ている。
それでも配当投資を続ける理由とは?
配当金が減ったからといって、私は投資スタイルを変えるつもりはない。
なぜなら、配当金は単なるお金ではなく、
「市場の波を乗り越えた者への報酬」であり、「人生のご褒美」だと思っているからだ。
株式投資は誰にでもできるが、配当を継続的に得るには胆力がいる。
減配にも耐え、含み損にも耐え、それでも持ち続けることでようやく得られるものがある。
まとめ:配当金は減っても、私の信念は揺るがない
配当金は年々減少しているが、投資方針は変えない 商船三井の減配は大きいが、今後の増配修正に期待 高配当株にはリスクがあるが、それを超える魅力もある
2025年も引き続き、配当金と共に歩む投資生活を続けていきたい。
“配当金が好きだ”という気持ちは、今後も変わることはない。
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