6月27日、気象庁は近畿地方の梅雨明けを発表しました。
驚くべきことに、これは過去50年間で最も早い梅雨明けとなったようです。
例年より3週間以上早い梅雨明け
通常、近畿地方の梅雨明けは7月20日前後。
それが、6月中に明けるというのは極めて異例のことです。1970年代以降の統計を見ても、これほど早い梅雨明けは観測されていません。
実際、昨年(2024年)の梅雨明けは7月21日。
それと比べても24日も早いという異常さです。
2025年夏はどうなる?気になる3つの影響
① 猛暑の長期化に注意
梅雨が早く明けた年は、その後の夏が長く・暑くなる傾向があります。すでに日中の気温は30℃を超える日が続いており、今後は35℃以上の猛暑日も増えると見られています。
② 水不足・渇水リスク
梅雨時期の雨量が例年より少なかった地域では、水源ダムの貯水量不足が懸念されます。農業や水道利用への影響が出る可能性もあり、節水意識が求められそうです。
③ 熱中症と体調管理
真夏日が長期化すると、体が順応しきれず熱中症リスクが上がります。特に高齢者や子どもは要注意。冷房使用や水分補給はしっかりと。
地球温暖化の影響か?
今回の異常な早期梅雨明けは、地球温暖化による気候変動の一端という見方もあります。
気象庁のデータによれば、近年は「極端に短い梅雨」「豪雨と干ばつの繰り返し」など、気象のパターンが明らかに変わってきています。
まとめ
2025年6月27日、近畿地方が史上最速の梅雨明け 猛暑、水不足、熱中症に要警戒 地球規模の気候変動の影響も視野に
早い梅雨明けは「ラッキー」な気もしますが、その裏でじわじわと忍び寄る異常気象のリスクにも、目を向けていきたいですね。
おわり
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