4967950128

FIREに憧れても、私は会社を辞めないと思う。

最近、X(旧Twitter)のタイムラインを見ていると、いわゆる「FIRE」アカウントの投稿がよく流れてきます。

「億り人になりました」

「配当金生活始めました」

「平日昼間から優雅に温泉旅行してます」

そんな投稿を目にすると、「うらやましいな」と思う人も多いでしょう。かつては「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」という言葉も流行りましたよね。要するに、サラリーマンが投資や節約で資産を築いて、働かずに生きていくという考え方です。

この生き方を否定するつもりはありません。むしろ、地道に資産を積み上げて選択肢を広げるという意味では、とても良いことだと思います。

ただ、自分が20代に戻ったとしても、FIREを目指して隠居生活を送りたいとは思わない。なぜなら、退屈すぎるからです。

「会社に行くのはお金のため」──だけではない

たしかに、今こうして毎日会社に行っているのは、生活のためにお金を稼ぐ必要があるからです。でも、仮にお金にまったく困らないほどの資産があったとしても、私は会社を辞めないと思います。

理由はシンプルで、「仕事をしている方が楽しい」からです。

もちろん、全部が全部楽しいわけではない。理不尽なこともあるし、ストレスもある。だけど、誰かと協力して成果を出すことには、やっぱり喜びがある。

苦痛で仕方ないなら、別の道を探せばいい

逆に言えば、もし本当に会社の仕事がまったく向いていなくて、毎日が苦痛で仕方ないのなら、FIREを目指すよりも、別の道を探す方がいいと私は思います。

人生の時間は限られています。

嫌なことに耐え続けて生きるには、あまりにももったいない。

やりたいことがあるなら、そっちをやった方がいい。

ただし――

「FIREしたい」は現実逃避の言い訳じゃないか?

よくあるのが、「ちょっと仕事でうまくいかないから辞めたい」「評価されない」「人間関係がしんどい」などの理由でFIREを目指すパターン。これはFIREというより、ただの現実逃避じゃないかと思います。

厳しいことを言うようですが、逃げるために投資をするのは、方向性としてズレている。

投資というのは、本来「自己実現のための手段」であって、「現実から逃げるための避難所」ではないはずです。

自分の軸を持つ

結局のところ、FIREを目指すかどうかは人それぞれ。でも、大事なのは「なぜそれを目指すのか」という目的意識だと思います。

私は、投資は続けます。

でも、それは「自由になるため」じゃない。

自分らしく生きるための選択肢を増やすためです。

FIREが目標でも構いません。

でも、その裏にある「目的」だけは、見失わないでほしいなと、タイムラインを眺めながらふと思いました。

おわり

いつも読んでいただきありがとうございます。Xでも発信してます。気軽にフォローお願いします!こちらからどうぞ

コメント

タイトルとURLをコピーしました