ツイッターを眺めていたら今日の記事のタイトル「負け組の中の勝ち組」という言葉に出会いました。
こんな考え方もあるのだなぁと感心しました。
これ、つまり高額所得サラリーマンのことです。
サラリーマンとして出世したり、或いは給与水準の高い商社とか金融系の会社に就職した人のことですね。
年収でいえ1000万円というのが世のサラリーマンの憧れだと思います。商社や金融だと30才くらいで1000万円の年収は普通です。
世間一般的にはエリートと呼ばれている人たちです。
そんなエリートを指して「負け組」というわけですからそんなエリートになれない私からすると小気味いい。性格の悪さがこういう時にでるもんです(笑)。
私を含め、人には他人の芝生が青く見えたり、羨む気持ちというものがどうしてもあります。
他人と年収を比較したところで意味がないのについつい気になってしまう時がありますよね。
上を見てきりがないし、下を見てもきりがない。
わかっちゃいるんですがね。
年収高い人の話を聞くと「ちっくしょー。いいなー」って思ってしまうのが人ってものです。
でも所詮サラリーマン(役人も)なんていうものは負け組なんだと思うとざわついた心がすーと軽くなる。
不思議ですね。アンタも私も所詮負け組。給料もらっている時点で負け組なのさ。
そんな負け組が餌の多さを自慢しあって一体なんの意味があるんだい?
履歴書書いている時点で負け犬。面接官の質問に答えている時点で負け犬。毎朝ぎゅうぎゅうの満員電車で通勤している時点で負け犬。毎月決められた日に給料袋くわえて自宅に帰る時点で負け犬。土日疲れて家でくつろいでいる時点で負け犬。
みんな負け犬なんですよ。
負け犬同士で吠えあっても何の意味もないです。
負け犬から抜け出すことを考えた方が生産的です。
特別な能力もない気力もない私が負け犬から抜け出す唯一の道は倹約と投資しかありませんね。
搾取される側から搾取する側にまわること。これしか負け組から抜け出す道はありません。
でも起業なんて真似はできませんし、そうなると事業に投資して株主様となりサラリーマンが稼いでくれた利益のおこぼれに与る。
これこそが株式投資の醍醐味というか大目的なわけです。
それをわからせてくれた言葉が「負け組の中の勝ち組」です。
おわり