転職なんぞ社畜が豚舎を変えただけ

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先日の記事に書いたとおり、先日、会社の同僚が退職し、転職していきました。

転職先について彼は誰にも言わなかったようですが、断片的な情報を繋ぎ合わせるとどうやら同業他社に転職するのは明らかなようです。

本人曰く、給料は今よりも上がるそうです。

が・・・実は彼の仕事ぶりはあまり評判が良くなかった。

融通の利かない性格で、私と同じく少しコミュ障の気がある彼でしたから周囲と摩擦を起こすこともありました。

それに凄いケチな性格で下からはあまりよく思われていなかったみたいです。割り勘は1円単位といえば分かりやすいでしょうか。

アメリカ出向中も上司との折り合いが合わず、ローカル社員ともあまりよい関係が築けなかったみたいでやや孤立ぎみでした。

3年半の任期を終えて帰国したものの、重要な仕事を与えられず正直閑職に追いやられていたのが実態でした。

履歴書の経歴は立派なもので、一流大学を出てアメリカ駐在まで経験しているわけですから見映えは良いでしょう。

同業他社が雇いいれるのも頷ける話です。無理もない。

しかしながら、彼を雇いいれた会社はきっと期待とのギャップを感じるに違いない。

数度の面接だけで人材の良し悪しを判断することは難しいと思います。こればっかりは当ればラッキー程度に考えるべきなのかもしれませんね。

私が言うのもなんですけど、会社組織で働くために大切なことはコミュ力です。これさえあれば他は少々足りなくても入社後の努力でカバーできるかと。

逆にコミュ力がないならどこに転職しても苦労が待っているでしょうね。

まぁ、転職なんざ私から見れば社畜が豚舎を変えるだけであり、自己実現だの関係ないしただの詭弁だと思ってます。

職場が嫌で、仕事が嫌で辞めただけ。

サラリーマンを続けていくことに変わりはなく、社畜はどこまでも社畜なんですよね。

コミュ力がない私はこれからも慣れ親しんだ今の社畜小屋でぬくぬくと過ごす道を選ぶことにします。

おわり