勤労感謝の日に考えたこと

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昨日は勤労感謝の日でしたね。私は危うく出社させられそうになりましたけどギリギリセーフとなり、家でゆっくりできました。

勤労について考えてみました。

国民が働くことによって社会が活力をもって循環するでしょうし、国民一人一人が働くことで社会の維持発展に貢献しているわけで勤労は尊いことだと思ってます。

私もまだ働くつもりだし、それに私は基本、働く人の姿を見るのが好きです。

例えばレストランの厨房なんかで忙しくフライパンと格闘している料理人とか大好きだし、タクシーの運ちゃんもバスの運ちゃんもの姿も好きだったりする。

あー、みんな頑張ってるなぁー。私も頑張ろとか殊勝なこと考えたりします。

一方で勤労は日本国民の三大義務としても憲法に明記されています。

勤労の権利と勤労の義務。みんな義務で働かされてるの?

義務だと思ったら少しシラけてしまいますけど、資本を持たない市井の人間は働くことでしか生活していくことができないので、生きるために働きなさいと憲法は言っているのかもしれません。

勤労の義務を国民にかしつつ、憲法は国民が文化的で最低限どの生活を営む権利も明記してます。生活保護はこの憲法のおかげである制度なんですね。

勤労の義務がムチなら生活保護はアメ。社会から転げ落ちた時の最後の命綱。

為政者は国民に勤労してもらい、出来るだけたくさんの税金を払って欲しいし国富を肥やしたい。生活保護は出来るだけ少なくしたい。これは本音でしょうし、当然のことかと思います。

みんな楽しく健康で働いて、その対価としてお金をもらえてみんな人生を謳歌できれば何も問題ないんですよね。

今の日本はそれが出来てないから国も国民も不幸になってる気がします。

満員電車、無駄な会議、セクハラ、パワハラ、長時間残業、ブラック企業、うつ、自殺、社畜、、、

これらの単語がそこら中溢れてるのが今の日本。

それでも諦めずに今日も多くの人が働いているんだなぁ。すごいよ、みんな。

勤労感謝の日にそんなこと考えてました。