嫁さんが実家に帰って一人ぼっちになったお

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昨日から嫁さんが実家に帰っていて私は家で一人ぼっちだ。

昨日、今日と会社は休みだが嫁さんがいないのでどうも調子が狂う。

普段なら二人でランチに出掛け、その帰りにスーパーによって食材を買って、その後はお互い好きなことやって気がついたら夕方になっているケースが多い。

夜、「おやすみ」を言う相手がいない。朝目覚めても「おはよう」という相手がいない。

一緒にご飯を食べて「美味しいね」と言ってくれる相手がいない。

ゴミだしやったり掃除機をかけても「ありがとう」と言ってくれる人がいない。

嫁さんは約一週間不在となるが、出張を除いて嫁さんと一週間も離ればなれになるのは初めてかもしれない。

今日は外出する気にもなれず、朝からツイッターでしょうもないこと呟いたり、ネットのニュースをボンヤリ読んだり、生産性のないことを繰り返している。

そしてあっという間にもう夕方だ。

明日からまた仕事。

仕事を終えて誰もいない家に帰ることもかなり珍しい。近年記憶にない。

明日は「ただいまー」といっても誰も返事がない真っ暗な家に帰るのだ。話し相手はペットの十姉妹だけ。

ま、その内慣れるのかもしれないが、こんな一人の生活が無期限に続くことを想像すると軽く絶望してしまう。

しかし、遠からぬ将来、どちらかが先に死ぬわけで、ひょっとしたら嫁さんの方が先に旅立って私は残される立場になるかもしれない。

そうなったとき私は果たして発狂せずにいられるのかどうも自信がない。

ぼっちが好きな性格だが、私の場合、それはイコール孤独耐性が強いことを意味していないみたいだ。

あまりよく知らない人と惰性や馴れ合いで一緒の時間を強いられるのが嫌だってだけ。

嫁さんはうつ病だし、家事はからっきしダメでで正直苦労も多い。それに平気で金をバンバン使う。特に洋服とか。食材もしょっちゅう腐らせるし家の中はカオスだ。

一度口論になって「実家にでも帰ってろ!」と言ったことがある。

そして、今、私が言ったとおり嫁さんは実家に帰ってしまって私は広い家にポツンと居る。

そして今日の夜飯をどうしようかとぼんやり考えている。

おわり