次の上司と面談した

Pocket

よその会社はどうか知らないが、うちの会社は人事異動の内示 が遅すぎる。

内示が遅いということは公示も遅いわけで公になるのは3月半ばだ。

もっと前広にやっていいと思うのだが、不思議な慣習である。

公示まで箝口令がしかれるのだが、私はそんなもの無視して必要な人には言って回っている。

隠していても何のメリットもないからだ。一緒に働く人にはむしろ早めに知っておいてもらった方がいいくらいだ。

まぁ、会社への愚痴はそれくらいにして、先日、次の職場での上司にあたる方と面談をする機会があった。

自分のポジション、ミッション、期待されていることなどなど15分くらいの短い時間だったが、確認することができた。

次の職場でも引き続き米州とオセアニアを担当することになりそうだ。だいたい想定内といったところだ。私も40歳だから次の課長候補として期待されているような節があったし、若いメンバーを一緒に引っ張って欲しい的なことを言われた。

恐縮だ。

内心は「そんなタマじゃねーよ」と思ってしまったが、そうも言ってられない事情があるようだった。

その事情というやつはズバリ「中堅がいない」ということである。

この事情はうちの会社に限った話ではないらしい。いわゆる就職氷河期と重なった今のアラフォー世代はどの会社も層が薄い。

なぜか?

どの会社も2000年代初頭のITバブル崩壊で新人採用を極端に絞ったからだ。

「バカが!自業自得だろうが!」

それが私の本音なのだが、会社も簡単に人件費の高い社畜社員を自由に解雇できないのだからしようがなかったのかもしれない。

いずれにせよ、4月から気持ちを入れ替えて新しいミッションをこなして行きたい。

海外出張は極力若者に行ってもらい、私は彼らをサポートできればいいなと思っている。

おわり