紀州のドン・ファンが覚醒剤中毒で謎の急死を遂げたいうニュースが一時前世間を騒がせていた。資産家で今まで金で女を囲っていたという本当か嘘か分からないような本を出版して注目されていたらしい。
もし本当に資産家で金にものを言わせて美女をはべらせていたのなら、まぁそれは男としては本能的なレベルで羨ましい話だと思う。
使いきれない金を持っているのが羨ましいのもあるが、70を超えてもまだ現役だという点がすごい。
現役というのは性的な活動を指しているのではなく、恋愛というとてつもなく面倒なことをやってのける精神的な若さのこと。
私なんぞはもうとっくに恋愛のドキドキした気持ちは忘れてしまった。年を取るというのはこういうことなんだと思うと悲しくなる。
好奇心も向上心も最近は失せてきた気がする。何にも興味が湧かないのだ。
とにかく休みたい。半年とかそういうレベルで休みが必要なのではないかと思う。
そういえば最近のネットニュースでもそのようなことが書いてあった。
定年退職まで馬車馬のように働いて、退職してからのんびりするのではなく、現役の時こそ半年とか1年といった期間休暇を取るべきだという。
元サッカー選手の中田英寿氏がまさにそんな生き方を選んだんじゃないだろうか。ドイツW杯で一次リーグ敗退した後、まさかの引退だった。その後、見聞を広めるため世界中を放浪したのは有名な話だろう。
こういう生き方は正直憧れる。できることなら私も彼のような生き方がしたい。
だが、会社を辞めないと無理だし、それに先立つものがない。家の借金だってまだ3000万円以上残っている。
仮に今の仕事を辞めても1年間くらいブラブラできる貯蓄はあるにはあるが、果たして再就職できるのか分からない。
また今日の記事も単なる社畜の儚き夢に終わってしまった。
おわり