今週はアメリカも日本も株価が大きく下がりましたね。ついこの間までいけいけどんどんで株価は上がり続けていたので、久しぶりの大きな調整が入ったということになります。
私はというと夏ごろに保有していた銘柄の一部を売却し、現金ポジションの比率をやや厚めに持っており次に来るであろうさげ調整に備えていました。
軍資金としては120万円ほどです。
この内約半分をある銘柄に投入しました。銘柄名は伏せておきます。このブログは投資ブログではありませんし、変にポジショントークして読んでくださる方に誤解を与えてもいけないので。
ですが、私の投資スタイルは高配当銘柄への投資ですから、今回買った銘柄も高配当株ということだけは言っておきます。
残りの60万円はさらに株価が下がった時にまた違う銘柄用に取っておきます。
今年もあっという間に過ぎて残すところ3ヶ月ですけども、あまり積極的な売買を行わなかったこともあり、インカム、キャピタルゲインのトータルは昨年を下回りそう。
ずっと含み損を抱えている銘柄を損切りせずに保有しているせいで軍資金がなかなか増えないのですね。
給料とボーナスから時折入金は継続していますけど、株の値上がりで得た利益を上手く再投資に結びつけていかないと資産の総額はなかなか増えてくれません。
損切りが大切だという考えには一定の合理性があって、例えば5%株価が下がったら損を確定して資金を戻すとして、確かに5%損をするのですが、次にその資金を使って10%値上がりする銘柄に投資していれば損を上回る利益を出せるわけです。
例えば私が100万円投資して、5万円損して結果、資金が95万円になったとしましょう。でもこの資金で値上がりが期待できる銘柄に全力投資して、もくろみ通り10%値上がりして利益を確定すれば9.5万円の利益が出るという計算になります。
損した5万円を上回る利益が得られますね。これは損切りしたから出来ることで、塩漬けにしていたら起こり得ない利益です。
つまり、合理的で野心的な投資家は損切りを恐れないのでしょう。
私はどうやらのんびり屋で、まだその域まで達していません。配当金が入り続ければやがてトータルリターンではプラスになりますので、それまで辛抱して持っておこうという戦術です。
どっちがいいかは人それぞれ。私もそのうち損切りをし出すかもしれませんし。
投資に100%の解はないですからね。あくまで余剰資金でやること。そのルールさえ忘れなければいいんじゃないでしょうか。
おわり