今年は資源価格も為替も株式もボラリティが激しい年になるという意見もチラホラみかけますね。上手くトレードできれば安くかって高く売る(buy low sell high)という投資の王道にそって資産を増やせるかもしれません。
それにしてもクリスマスショックで株価はまだまだ割安となっていますので、私の投資方針(高配当、好財務、連続増配)に合致している有料銘柄がごろごろ転がっています。
初日の1/4に我慢できずに以下の銘柄を買ってしまいました。
1. キャノン 100株
言わずと知れた高配当企業の代表格ですね。6-9月決算内容が冴えなかったことから失望売りで株価は割安となっています。クリスマスショックで株価は3000円を大きく割り込み2876円まで売り込まれました。配当は去年と同様160円だとすれば利回りは5%を越えます。
アクシス買収や東芝メディカルの買収など大型の買収を繰り返すも相変わらず借入金は少なく、利益剰余金は潤沢にありますし、財務に隙はなさそうです。
今年は円高リスクありということで、キャノンのような買収上手な企業にとってはむしろチャンスという見方もできるのかなと。
世界経済の減速とカメラ事業の苦戦は気になるところですが、ネットワークカメラ事業はこれから急速に伸びが期待されているので、その分野で強い競争力を持つキャノンは魅力的に映ります。
2. 東ソー 200株
塩ビ、苛性ソーダの老舗化学会社ですね。地味な素材ですけど、これらのお陰で様々な製品が作られます。東ソーはこの分野でリーダーといってもよい老舗企業です。前職ではライバルメーカーのトクヤマの営業マンと付き合いがあり、そこの営業マンが飲む度に東ソーが如何に巨大な会社かを語っていたのをよく覚えています。財務は良好で合格点ですし、ここ最近は増配中。株価は1400円を割り込んで利回りが4%台と大変お買い得かと思います。
3. 協和エクシオ 100株
ここは電気通信工事の大手で5G関連株としても注目していました。実は配当利回りは大したことなく、本来は投資対象ではないのですが、最近の弱気相場につられて株価が大きく値下がりしており、参戦することに。業績は好調で利益率も良いですし連続増配中です。長く保有すればその内高配当株へ仲間入り出来るかもしれませんね。
おわり