アニメじゃりン子チエの復刻版DVDの第一弾がリリースされ、懐かしくて買ってしまった。
1話から11話まで収録されてて連休中ずっとみてます(^^)
2話目だと思うんですが、テツがチエちゃんの授業参観に出て授業をめちゃめちゃにしてしまうシーンがあります。
子供たちがこぞって手を上げて問題に答える中、恥ずかしくってチエちゃん穴があったら入りたい。
そんなチエちゃんの気持ちを理解せず「おい!チエ!なんで手をあげへんのや?」と後ろから大きな声を出すテツ。
周りの父兄たちが怪訝そうにテツを見る。そしてテツの行動はどんどんエスカレート。
しまいにはチエちゃんの同級生のマサルをどついて泣かしてしまい、チエちゃんも大泣き。その責任を教師に押しつけて教師を脅迫。先生まで泣き出す始末。
アニメですから笑って見れるんですけども、これ、ほんま者のテツみたいな父親が授業参観に来たら子供にとっては地獄やと思います。
私、このテツが授業参観に来るシーン子供の頃に多分見てます。なんか記憶にあるんですね。幼心にこんな父親が授業参観に来たらほんま地獄やと恐怖したもんです。
それで思い出したんですけど、子供の頃、授業参観が怖かったんですよ。父親が来てないか怖くて怖くて。
多分、じゃりン子チエの影響でうちの父親が冗談でよく言ってたんだと思います。「チエのお父さんみたいにワシもやったろか?」てな具合に。
当然、やめてくれやーとなるわけで本気で嫌がる子供たち(多分兄も同じように脅迫されてた)をみて楽しんでたみたいです。趣味わる!
私の記憶では結局父親は授業参観に来きませんでした。私の恐れは杞憂で済んだのです。
しかし、子供の頃に感じた恐怖というのはおっさんになっても覚えてるもんですね。
うちの父親、授業参観には来ませんでしたが、脅し文句のひとつとして「授業参観でなくてもいつでも授業に乗り込んだるからな」と言っていた気がします。
流石にそれは冗談やろと深刻に捉えてませんでしたが、うちの父親は本当はそういう気質の人間なんやと思います。
というのも私が本社勤務時代、用事で東京に来たらしく、突然受付から内線で私のデスクに電話かけてきたことがありました。
庶務の女性から「あのー、りひとさんのお父さんと言う方から内線がかかってますけど…。今受付にいらっしゃるそうです」
普通東京に来るなら来るで事前にメールとかしますよね。突然こういうことをして人を驚かす。その姿を見て笑ってるんですよ。タチが悪いというか(^^)
突撃会社訪問はその他にもう一度ありました。次は母親もグルです。ちょうどその日、私は体調が悪く会社を休んでまして会うことはできなかったんですけど、会社の同僚からラインが入ってました。
2日ほど会社を休んでたんですが、その間2回も受付から電話してきたそうで、「息子はいつ出社しますか?」と尋ねてたらしい。
メールすりゃええのに。周りの人からしたら一体どんなコミュニケーションしてるんや?と訝しむと思うに決まってる。ワザとなのか天然なのか知りませんがとても不快な思いをしたのは間違いありません。
多分、本人らは何も悪びれてませんね。近くまで来たから寄っただけ。このスタンスを崩しませんでしたね。まぁええんですけど、二度と会社に来んなとは言ったような言わなかったような(^^)
そういう変わった性格の親なので、私は授業参観が大嫌いだったということを思い出したという話でした。
おわり