いわゆる高配当とは感覚的に4%以上の利回りのことを言います。まぁ定義が明確にあるわけではないですが、ざっくり4%あれば高配当でしょう。
私の投資スタイルとして高配当で且つファンダメンタルズが割安な銘柄を好むため、配当利回りが4%以上は銘柄の選定基準でもあります。
買った時は2%程度の利回りでも、時間の経過とともに増配によって少しずつ利回りが上がり、気づけば年間10%とかなり高い利回りになっている…なんてことも長期投資ならざらにあります。
ですが、今回の記事のタイトルである商船三井においてはその利回りの高さは群を抜いており、そのような銘柄に投資できたことはまさに奇跡といっていいでしょう。
ここの業績が伸びることは分かっていたので買ったのですが、まさかこれほどの業績アップと株主還元はまったく予想していなかったです。
7月30日に発表された四半期決算発表によりますと、通期の行跡見通しが従来の2200億円に対し、3500億円と大巾に上方修正しました。業績好調に伴い、今期の配当も大幅に引き上げられ、前期150円に対し、何と550円に増額されたのでした。
私の購入価格平均は2837円ですから150円だとしても5.2%と高配当なんですけど、550円と大盤振る舞いいただき、その利回りはなんと驚愕の19.3%という計算になるではありませんか!
ある程度は上がることは想定していたので、他の銘柄を売却するなどして現金をかき集め、当時600株価まで買い込みましたが、その戦略が見事にハマった形です。
600株なので、年間受取り配当金は33万円。税金を引かれたあととしては26万円となります。非常に大きいですね。
よく高配当銘柄のことを金の卵を生むニワトリに例えたりしますけど、商船三井はまさにプラチナの卵を生むニワトリですね。
銀行に預けていても殆ど利子のつかないご時世、19%という利回りは破格です。
おわり