コロナになって病床に伏せているためYouTubeばかり見て時間を潰している。
いろんな動画を見る中で今日のタイトルに行き着いた。
あるYouTuberの主張と私の私見経験も簡単にまとめてみたい。1000万円貯金して感じたこと。
ちなみに私の総資産は現在4000万円くらい。1000万円は2015年に、2000万円は2019年、3000万円は2021年、4000万円は2022年に達成してる。投資元本は3000万円だ。
1. メンタルの安定
仕事を辞めてもすぐに詰まないので、メンタルが安定する。多少仕事でへまこいて上司に怒られても凹まない。
確かに1000万円有れば明日会社をクビになっても当座のお金はあるので有利だ。それがメンタルの安定につながるのは分かる。私もそうだったと思う。
だが、1000万円程度の貯金でずっと生活していくわけには行かず、この程度の資産で得られる安心はそれ程大きい訳ではない。
勿論会社を今すぐ辞めても最悪大丈夫と思えるほどの金額ではない。
2. 資産が増えるスピードが上がる
株式などへの投資の結果、複利効果によって資産増加スピードが上がる
100万円と1000万円では投資規模として10倍の差があるので資産増加のスピードは格段に上がるのは間違いない。
だが、1000万円程度だと中々そのスピードを実感するのは難しいだろう。なにせ目標が高いからだ。
私の場合目標は8000万円〜1億円だから1000万円というのは最初の通過点だ。多分FIREを目指してる人ならだいたいゴールは同じなのではないか。
資産増加スピードは恐らく2000万円を超えたあたりから実感として出てくるのではないかと思う。
3. さらなる高みへの渇望
1000万円達成したらそれを失うのが怖くなる。そしてもっともっと上を目指したいという欲望が出て来る。そして資産額が減ることを恐れるようになる。
この心理は分かる。上述したように1000万円は単なる通過点に過ぎないからだ。こんなところで満足するなんてできない。
1000万円達成したらそれが999万円になるのは受け入れ難いのだ。もっともっと増やしたい。そのためにさっさと証券口座に入金し、配当金は全額再投資する。
4. 金の呪縛からの解放
資産額が1000万円を超えた瞬間何も変わらないが、資産を積み上げて行くことで金の呪縛から少し解放された。自分探しや趣味を見つけようとか人生を豊かにすることに思考が向くようになった。
資産額が、1000万円から2000万円の間にいる際、私はそんな心の余裕はなかったかもしれない。
基本何も変わらない。入金と配当再投資、無駄な支出はしないというポリシーを続けていくだけ。
それに私の場合は住宅ローン払ってるから。用は1000万円の資産があっても負債が3000万円あるのだ。
私の場合、資産総額がいくらというより、むしろ重視しているのはキャッシュフローの方でつまり年間いくらの配当金が貰えるかだ。
配当金が200万円を超えた今、少し金の使い方を見直すことを考え始めた感じだ。あまりケチケチするのではなく、何か有意義なことに金を使うことを意識し始めている。
5. 資産家マインドの形成
資産家と言われる人たちも1000万円のマイルストーンを昔通過したわけで、1000万円は資産家への長い道のりのスタートラインと言っていい。資産運用を本格的に始める余力ができるのもこのライン。
これはその通りだと思う。1000万円までは配当で得られるフローなどしれているので、何はともあれ給与や賞与から大半を証券口座に突っ込むという入金力が試される。
私なんかは親が生前贈与でくれた200万円はそのまま証券口座に送り込んだくらいだ。
いわゆる種銭というやつだが、1000万円の種ができれば本格的に投資で資産を増やしていく準備が整ったと言っていいだろう。
おわりに
はっきり言ってしまうと資産を1000万円達成したところで何か特別に意識が変わったりしないし、人生など変わらない。
だが、自分の中で色んなものが変わり始めるキッカケになるのが1000万円だと思う。
勿論いい意味で変わるのだ。
1000万円はさらなる高みに向けたスタートライン。もっともっと上を目指す権利を獲得したようなものだ。
私は投資歴10年超にしてようやく3000万円の元本にまで資産を増やすことができた。
もちろん運もそこにはある。
いずれにせよ銀行預金では遅々として資産は増やせない。リスクを取らないといつまで経っても資産は増えないのだ。
リスクテイク。それしかない。
おわり