入金配当再投資がサラリーマンにとって最強の投資法だ

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株式投資によって100万円の種ゼニを1億円に増やすのは難しい。余程の才能と運を味方につけなければ達成できない。

だから素人はそんなことを考えない方がいい。貧乏人が一発逆転で大博打をうちたいってんなら話が別だが。

わたしのような安定したサラリーがある場合は、入金投資と配当再投資を回し続けることで資産を増やしていくことの方がリスク管理という点でも合ってると思う。

そうやって私は役10年に渡って資産形成に取り組んできた。

確かに歩は遅い。だからすぐに金持ちになりたい人からすれば理解できない投資方法だ。

だが、それでいい。デイトレーダーと分かり合えるとも思えないし分かり合う必要もない。スタイルが違う。

毎月の安定した給与と年二回のボーナスを貰えるというサラリーマンの最大のメリットを活かして資産を確実に増やすのは入金配当再投資法がベストだ。

逆にいえば投資だけで食っている専業投資家には向いてないだろう。

このスタイルだと銀行預金は生活費のみ残すこととなる。それ以外は資産運用に回す。

私の場合、毎月の給与から7万円を証券口座に自動で入金するよう設定してある。手取りの1/5くらいか。年間84万円となる。

さらにボーナス月は各50万円は最低投資に回すので、年間184円を入金し投資に回してる。

配当金は基本的に全額再配当だ。今年は税引きで120万円ほどの配当収入があったわけだが、全て投資に回した。

給与所得と配当金トータルで年間300万円を投資に回している計算になる。これを今後も10年愚直に繰り返していくことで資産を増やしていく。

10年後、資産はどうなっているか?計算してみた。

運用利回りは控えめに4%と仮定。愚直な入金と配当再投資を続けるとなんと10年後には資産が2倍近く増えることなる。

ここまで資産が膨らんだら配当金という果実を少し食べてもいいだろう。7400万円の4%なら236万円の配当収入を得られるわけだ。

車を買ってもいいし、住宅ローンの返済に当ててもいい。普段は泊まらない高級旅館に泊まってもいい。何に使うかは自由だ。といっても53歳になってるおっさんに何か欲しいものあんのかね。

特に欲しいものがない。私はきっと再投資に回してしまうのかもな。

こうなってくると億り人まであとほんの少し。もう何年かこのスタイルの投資を継続して1億円を目標にしてもいいかもしれない。

計算すると同じ条件であと5年間続けたら億に到達することがわかった。

ここまで来れば配当金だけで年間320万円になるので、本当に働かなくても生きていけるだろう。

働きたくない訳ではないが、生きるために働かざるを得ない状況は避けられる。辞めたくなったら辞めても経済的には困らない、そういう状態が生まれる。

正解は15年待って資産を1億まで育てることだな。途中で資産運用をやめてしまったらもったいない。

入金と再投資だけで時間を味方につければ億り人は誰でも狙える。誰でもだ。あとはやるかやらないかだけだ。

おわり