複利運用すれば10年後のアーリーリタイアは可能か?

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もっとゆっくりとマイペースで仕事ができればいいのだが、連休明けということもあってここ最近、仕事は目が回るほど忙しい。

打合せに次ぐ打合せ、わんさか入ってくるメールの対応に、エクセルシートの数字との睨めっこの日々だ。

おかげで不本意ながら残業の日々である。こういう日々が続くとストレスが知らず知らず溜まっているのだろう。会社を辞めてさっさとアーリーリタイアしたいという欲求が高まっているのがわかる。

そんな私を慰めてくれるのは不労所得、そう、株の配当金だ。もうこれしか私を慰めるものはない。来月は3月期末決算株の配当が入金される月だ。ボーナスに加えて配当金も入ってくる。

幸い私が保有する銘柄の大半は業績はよく、配当も増配してくれている。配当金が増えるのはアーリーリタイアに一歩近づくことだから、精神衛生上とてもいい。私の仕事のストレスをもうまい具合に緩和してくれているみたいだ。

アーリーリタイアを考え出すと気になるのは今後複利で運用した場合の運用成績だ。最初は280万円から始めた株式投資だが、今、投資元本は1300万円となった。まだまだ弱小投資家である。

現在の税後配当利回りはというと3.5%であり、年間の配当金は46万円くらいだ。月にすれば3.8万円。これじゃアーリーリタイアは夢のまた夢。

なのだが、果たして10年後(私はちょうど50になっている)はどうなってるかというと、毎年増配が続いて利回りが0.2ポイントずつ増えるという超楽観的なシナリオではあるが、投資元本は2000万円を超え、配当金は年間100万円になる試算結果となった。

この程度の金だけでは遊んで暮らすには程遠いのだが、それでも働かなくても年間100万円も入ってくるわけだから気持ち的には幾分余裕が出るだろう。

とはいえ配当金の再投資だけでは10年後のリタイアはほぼ無理だ。給与やボーナスの一部を投資に回して資産形成のスピードをさらに上げてやりつつ時には株の売却で利益を狙いに行くことも大切だろう。

毎月の給与から10万円、ボーナス月は追加30万円、年間計180万円を投資に振り替えつつ、毎年8%の利回りで運用出来たとすらと、10年後の投資元本は5500万円という試算結果となった。

これだけの資産があればアーリーリタイアは現実味が出てくる!配当金だけで生活するのも不可能ではない。ただ、全てがうまくいったらという条件付ではあるが…。

まぁ、現時点ではおっさんの妄想だ。

おわり