去年は記録的な円安だった。1ドル150円まで円安が進んだのは流石に行きすぎだろと思った。投機筋の仕業だと思った。
その頃、一部の専門家の間では1ドル170円とか200円とかとんでもない予測が出ていたが、流石にそれはないだろうと思っていた。
これはオレの直感であり、何か確たる根拠があっての予想ではなかったのだが、その後、具体的にはアメリカの利上げペースが鈍化するや否や手のひら返しで円は急騰した。
来年はおおかたの予想では125円から135円のレンジでドル円為替は推移しそうだ。
オレもこのレンジを予想する。150円みたいな円安はたぶんもう来ないだろうな。
思えば150円つけた時のマスゴミの騒ようは異様だった。日本が相対的に国力が衰退したからだと決めつける論者が沢山いた。
日本はこれから高齢化がもっと進んで人口が減るんだから円はもっと安くなるというロジックが支持されたらしい。
で金利のほとんどつかない日本円で預金するのはバカバカしいということで外貨預金にシフトする動きが広がった模様。
外貨預金にしたら年利3%の金利がつくのでお得だって発想だが、オレにはさっぱり理解できなかったな。
元本保証されていないのに金利が高いからお得だって?どないしたらそんなロジックになるのだろうか…。円高に振れることは考えないのだろうか…
案の定円高に振れたので、安易にマスゴミの論調に乗せられて円安亡国論を信じてしまった皆さんは今ごろ元本割の憂き目にあっていることだろう。
株式投資でも外貨預金でも何でもそうだが、マスゴミの言ってることをそのまま鵜呑みにしてはダメだという良い教訓になったかな?
マスゴミは極端なことを吹聴して目立ちたいだけなので、そこんとこ十分理解して付き合った方がいい。彼らはあなたの投資行動に何の責任も負わないのだから。
投資は自己責任。だが、この失敗を活かして次に行ってほしいね。せっかく銀行預金だけじゃダメだということに気づいたんだからさ。
外貨預金なんかしなくていいからNISAやるこったな。或いは個別株も楽しいし、ETFでもいい。選択肢は沢山あるから投資の海に出るのだ。
おわり