理人です。
今日の記事のテーマは「なぜ仕事はつまらないのか–」です。
この理由を深掘りしていけばきっとそもそも人は「なぜ働かなくてはいけないのか」というさらに大きな哲学的テーマの答えに近づくことができるかもしれません。
仕事が好きで好きで仕方がない人っているのか?
間違いなくいますよね。でもかなり希少な存在かもしれません。
私の経験上、レストランのシェフ、コックさん、建築家とか仕事が大好きな人比率が高いように思います。
他には冒険家とか登山家なんかも好きでなきゃできない仕事ですよね。○○人とか○○家というのは自称他称問わずその仕事が好きな人だと思います。
好きこそ物の上手なれという諺があるように、好きなことであれば努力するし、上達も早いと思います。
これは仕事にも共通することだし、好きだから続けられる仕事というのは間違いなく存在しています。
好きなこととできること
好きなことを仕事にできて、食っていけるならそれが一番いいことですよね。皆それができないから苦労している。
例えば、漫画を書くことが好きで、漫画家を目指すとして、腕がなければ漫画家として食っていくことができません。才能がなければいくら好きでもその仕事で食っていくことは難しい。
だからたいてい好きなことをどこかで諦めて、できることをやって食っているのです。
私も同じです。今の仕事が好きでやっているわけではなく、できるからやっているだけです。
それで給料をもらえるのだから黙って働けと言われそうですね。
実際、心の中には社畜になりきってしまえと囁く自分もいます。でも、なりきれない自分もいます。両者が混在しているのが今の私の中途半端な状態です。
雇われサラリーマン人口が9割の日本
日本において就労人口に占めるサラリーマンの割合は90%です。個人事業主やフリーランスはわずかに10%なんですよね。
サラリーマンが全員、仕事を楽しんでいないかというとそんなことはないでしょうけど、異様なほど組織に属して働く生き方を選ぶ人が多い社会、それが日本という国なんですね。
これが意味することは色々あると思います。例えば、
- 起業するリスクが高い(サラリーマンの方がはるかに安定している)。
- 起業の仕方がわからない(学校じゃ教えてくれません)。
- いい大学を出ていい会社に入ることが社会的な成功という強固な固定観念が社会に浸透している。
本題:なぜ仕事はつまらないのか
前置きが少し長くなりすぎました。ここからが本題です。なぜ仕事はつまらないのか?その理由をひとつずつ挙げていきたい。
理由その①:支配されている感ハンパない
会社に属する以上、ある部署に所属し、その部署の方針に沿って働くことになります。やりたくない仕事も当然降ってきます。それを拒否することはできません。
興味もなく、やりがいも感じられない、上から落ちてくる仕事をただ黙々とこなす。これがキツイ。
理由その②:ワクワク感とかドキドキ感がない
社会人になりたての頃はすべてが新しい体験であり、毎日が発見の連続でしたからワクワクもしましたしドキドキもしました。
そういうフレッシュさを失った今、変わりばえのない職場でただただ時間が過ぎていくのがキツイ。
理由その③:成長が感じれない
スポーツも同じだと思いますが自分が着実に成長していることを感じることができるとモチベーションは高まります。逆に成長が止まった時、或いは成長そのものを会社から期待されない時、これはけっこうキツイ。
結論として私が思ったこと
始めから結論があって書いているわけではなく、記事をここまで書きながら結論を考えています。
当面の私の結論としては、
- 会社の仕事はそこそこにして生き甲斐を他に見つけるべし
- 会社の人付き合いはミニマムにすべし(土日の付き合いゴルフとか絶対ダメ)
- 会社での出世欲は捨て去るべし(もともとそのような野心はないが)
- コツコツ資産運用をして経済的な自立を目指すべし
悲しいかな私のような何ももたない凡人サラリーマンはせいぜい上記の心構えでやっていくしかなさそうです。
身も蓋もない結論ですみません。m(。_。)m
おわり