理人です。
今回は投資関連のネタをご紹介しようと思います。
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人生初めての損切り
私の株式投資歴はわずか6年程度です。最初はよく分からないので知名度も高くて今後成長しそうな銘柄を適当に選んで300万円くらいからスタートさせました。
投資を始めた時期がよかっただけですが、2011年に始めてその後自民党政権に戻り、アベノミクスの上昇相場にうまく乗ることができましたから結果的に資産は順調に増えています。
しかし、そんな私でも株式投資において手痛い損失を被り、買値を下回る価格で泣きながら売却した経験もしています。12万円ほど損失を確定させました。
ロスカットのことを私は戒めを込めて「愚行」と読んでいます。
株価が下がって泣く泣く売るような銘柄を買ってはいけないということです。
投資初心者はベンチャー企業は不向き
私が損切りした銘柄はジャスダック上場銘柄でバイオベンチャーでした。
ベンチャー企業というのはスタートアップ期であるケースが多く、殆ど売上が発生しておらず赤字である場合がよく見られます。
つまり、株主から集めた自己資本を研究開発投資などで食い潰している段階です。
先行投資なので仕方がありませんし、資金調達のために上場したわけですから当たり前といえば当たり前のことです。
確かにうまくいけば一山当てられる可能性はあります。宝くじを買うくらいならベンチャー株を買った方が勝率は高いとは思います。
しかし、投資の初心者にはハードルが高すぎると私は思います。
すべてのベンチャーを調べたわけではありませんが、新興企業というのは配当ゼロ(赤字なら出しようがないですね)か配当あっても非常に低いケースが多い。
つまりベンチャーの経営者の思想として株主に対して安定した配当で報いるというよりも、一発当てて株価上昇で報いる傾向が強い。
それはそれで結構なことなのですが、その銘柄が本当に一発当ててくれるのか?今の株価が妥当な水準なのかを個人が判断するのは非常に難しいと思います。てか、プロでも難しいはず。
私も買う前に決算書やアナリストレポートを読んで勉強しましたが、残念な結果となってしまいました。
配当重視か株価の値上がり益を重視か
私の少ない経験から言わせてもらうとサラリーマンをやりながら株式投資を始めるなら最初は配当重視から入った方が無難でしょう。
仮に市場全体が弱気で株価が下がっても、年間3%の配当を確実に出す銘柄を保有しておけば毎年必ずキャッシュをもらえます。100万円の投資なら3万円がキャッシュとして毎年積み上がることになります。
株価が買値より10%下がって評価額が90万円に下がったとしても、数年放置しておけば配当がロスを上回り始めます。そしてそのまま売却しなければほぼ永久に配当金をもらい続けることが可能です。
もちろん業績が悪くなれば減配や無配転落ということも想定されますが、過去の実績やその企業の製品、サービスを調べて判断すればよいと思います。
おわり