結婚の前には目を大きく見開いておけ。そして結婚後は半分閉じるんだ

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今日はクリスマスイブ。

私は嫁さんと買い物に出かけ、プレゼントや今夜の食材をを買ったりと気づけばもう夕方です。時間がたつのは早いもんですね。そうこうしているうちにあっという間に正月です。

ところで、先週金曜日に1年ぶりに弟が海外から帰国するというので東京で鮨を一緒に食べました。

弟は大食漢で大酒のみですから正直割り勘にしたくなかったのですが、さすがに兄としてどうかと思い直し、結局私が全額払うはめに。

彼は大手金融機関に勤めており、私よりも高給取りのはずなんですよね。こういうときこそ「そんたく」して私がトイレに行っている間に勘定を済ますなどスマートな支払いをして欲しかったですよ。諭吉が三枚飛んでいきました。

でも、楽しかったです。

旨い鮨と刺身を堪能しながら弟とは色々と語り合いました。ひょっとすると社会人になってから鮨屋でさしで弟と飲むのは今回が初めてだったのかもしれない。

様々なことを話して一番驚いたのは弟は弟で嫁さんにはけっこう泣かされている点ですかね。

私の場合は嫁さんはうつ病を長らく患っていて、私の海外出向の話もそのせいで流れましたし、それは今の会社にでの栄達の道がほぼ閉ざされたことを意味しています。そういう意味で私も嫁さんには泣かされております(泣)。

一方、弟は金融マンとして海外を転戦する生活がかれこれ5、6年続いており、順調にキャリアを築いていると思って見ていました。が、しかし、同行する嫁さんのストレスがマックスに近づきつつあるようです。

弟の嫁さんは語学もできて海外での生活は楽しめていたようですが、日中、夫は仕事で留守なため殆どの時間をひとりで過ごすこともあったらしく、寂しさで相当ストレスが溜まった時期もあったらしい。

一時期は夫婦仲も険悪になったそうで、常にイラついている嫁さんを弟が必死で慰めていたんだとか。

順風そうに見えて彼は彼で大変だったんだなと。こんな話は家族が一同会する時に話せませんからね。

私には3つ違いの兄もいるのですが、女運がなく、一度離婚して再婚したものの、再婚相手の不倫とDVが原因で現在離婚調停中です(どこのアバズレを見つけてきたんだ・・・)。

誰しも不幸になりたくて結婚するわけではないのですが、不幸になる人ってやっぱりいるのですね。私の兄貴が典型的な失敗例です。

株をやっている方なら有名なウォーレン・バフェットの相棒であるチャーリー・マンガーも結婚について以下のような助言をしています。

結婚の前には両目を大きく見開いておけ。そして結婚後は半分閉じるんだ

これはベンジャミン・フランクリンの言葉がオリジナルのようですが、チャーリー・マンガーも結婚は職業上の決断と同様に人生にとって重要な決断だと考えているのでしょう。

私の兄弟は私を含め女に優しすぎたのかもしれませんね。冷徹に捨て去ることができないタイプです。どちらかというと捨てられるタイプ。

株に例えれば損切りできないタイプか。

株が上手な人は異性の見定めもきっと上手ではないかと思ったりします。あと、絶対的に運の良し悪しもあるでしょう。人生において成功する人はやっぱり幸運に恵まれているのは間違いなさそうで。

おわり