自分だけの帝国を作る

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タイトルを読んで「???」と思われるだろう。暑さで頭がおかしくなったかと?

いやいや、おかしくはなっていない。なりそうではあるが…。

「自分の帝国を作る」これが私の夏休みのささやかな楽しみなのだ。

何のことか?

ゲームである。

しかもプレステ1頃の古いシミュレーションゲーム。

ご存じのか方もいるかもしれない。

「シヴィライゼーション」というゲーム。

文明を自分の手で一から育て、世界征服か他の惑星への移住を成し遂げればゲームクリアとなる。

歴史が好きな人にとってはやればやるほどのめり込んでしまう中毒性の高い危険なゲームである。

単なるウォーシミュレーションではなく、時間軸は紀元前5000年から始まって2020年まで続く。人類の歴史と発展そのものがモチーフとなっている。深いゲームである。

国土を開拓し、都市を建設し、技術を開発し、文明を育てていく。時には近隣諸国との戦争も勃発するし時には同盟も結ぶ。諸外国と貿易もするし、外交関係も樹立できる。

政治形態も多様だ。独裁制、君主制、共産制、共和制、民主制、そして原理主義。プレイスタイルに応じて自由に選べる(ただしそれぞれ一長一短ある)。

このゲームに出会ったのは大学の頃だったか。発売は96年らしい。

私の青春とともに歩み今もなお時折プレイしたくなるゲーム。こういうゲームに出会うことはそうそうないだろう。

今年の夏休みもどこにもいかない。蝉時雨を聞きながらゲームの世界に没頭するのも悪くない。

おわり