このブログで過去、今の職場の直属の上司である課長をdisってきた。
私の仕事へのモチベーションが上がらないたいがいの理由はこの課長の存在だった。
しかし、最近、あまり腹が立つことが減ったように思う。
課長をたてるべきところはたて、自分の意見を言うべきときは最低限のことは言うようにしているつもり。
課長は嫁さんがあまり調子がよくないことにも一応理解してくれているし、私が新幹線通勤で毎日往復4時間以上かけて通勤していることも一定の配慮をしてくれている。
そんなに悪い人ではないのだ。
私がそのように課長を肯定的に捉えることができるのには実は理由がある。
もうすぐ課長は出向して今の職場を去ることがほぼ確定しているからだ。
嬉しいか?もちろんだ。嬉しい。ようやく長い上下関係が終わる。丸3年だ。
あと少しの辛抱だから私の心もまるで某国の将軍様のように慈悲深い。
課長は課長で大変なのだ。なんせ中間管理職だから。板挟みだから苦労もあったろう。
それに加えて私のような扱いにくい部下を持たされたものだから、きっとイライラすることもあったに違いない(ま、お互い様だけどな)。
野球に例えたら捕手がどう考えても取れないような暴投するわ、明らかボールを「ストラーーイク」って判定するわ、けっこう無茶苦茶なことがあった。そのたびにフォローしたり右往左往させられた。
でも過ぎてしまえばよい思い出だよね(感傷に浸る)。
課長は今日から研修が始まったようで、一日中席にいなかった。
お陰で仕事がはかどるはかどる。まるで火のごとく。
今日は久しぶりに定時ドロンもできた。退社すること疾風のごとく。まさに風林火山である(これから名前を晴信に改名しようかしら)。
これから上司は研修、引っ越し準備、ビザ申請、渡航先の住居探し、口座開設云々と超多忙になる。些末なことに拘っている余裕などなくなるはず。私が定時でドロンしようが遅刻しようが気にする余裕などなくなるはずである。
唯一の不安材料は予算策定時期と重なることくらい。
だが、よく考えれば今までだって私がほとんどの作業をやってたんで、いつもとあまり変わらないだろう。そんなに心配する必要はない。
それより送別会やれという無言の圧力かけられたらどうしようとか今からチキンなこと考えている。
出向先は普通に考えれば北米だろう。
私に人事異動がないなら本社での窓口は私になるから、今まで以上に仕事で絡むことになるかもしれない。だとするとこっちの勝手を知っているひとだから逆にやりにくいだろう。こっちの手の内は全て知られているわけだし。。。
うーん。そうすると面倒くさいのがまたひとつ増えるな。。。。
理想は私も春の人事異動で今の部署から変わることなんだが、どうなることやら。こればっかりは直前にならんとわかりません。
やっぱり送別会くらい開いてやって、関係を良好にしておく方が身のためかと社畜的な考えもふと頭をよぎる。今まで奢ってくれたこともあったしな(上司はけっこう太っ腹である)。
社畜として今後もやっていくなら送別会くらい企画しておいた方が無難だな。
そんなことを帰りの新幹線で思った。
おわり