酒など飲んでる場合じゃねぇ

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嫁さんを通じて義理の祖母の容態がだいぶ悪いというのは知っていたものの、いささか早すぎた。

祖母は昨日の早朝病院で息を引き取った。

早朝5時頃にメールで訃報を知った。

昨日は会社を休んで駆けつけた。嫁さんが心配だったからだ。

私もやや頭がパニックになっていたらしく、身支度に手間取り、いざ新幹線に乗ろうとしたら礼服を家に忘たことに気付いて慌てて取りに帰ったり…。

それに前日の酒がやや残っており体調も良くなかった。情けない。
新幹線と電車を乗り継いで夕方にようやく葬祭場に着いた。

祖母は既に湯灌という最後の処置(体をお湯で清めて死に化粧を施す)を終え、小さくなったその身は棺に納められていた。

喪主の親戚にお悔やみの挨拶をして、棺の小さな扉をあけ、顔を拝んだ。

キレイに化粧が施されていて、血色よくまるで生きているようだった。

涙が溢れてとても長い時間見ていられなかった…。手を合わせて泣いた。嫁さんも隣で一緒に泣いた。

少し落ち着いてから待合室で嫁さんから詳しくここ数週間の祖母の様子を聞き、亡くなる直前の様子を聞いた。

気丈に振る舞っているものの、込み上げてくる感情を抑えきれず時折泣いている。肉親がまたひとりこの世からいなくなったことに動揺している。

なぜ、自分を一人ぼっちにするのか?

なぜ自分も一緒に連れていってくれないのか?

…。悲しいが、これが彼女の本音の気持ちだ。
両親を事故で失った8年前からずっと生きていることに罪悪感を抱えながら生きてきた。

そしてそんな彼女を優しく慰めてくれる唯一の存在が祖母だった。

祖母自身が実の娘を事故で亡くしたわけで、人生の晩年で心に深い傷を負った人だった。

にもかかわらず、孫娘を明るく励まし続けてくれた。

そんな祖母が亡くなった。

これから私は嫁さんとどう向き合い、何をしてやればいいのだろうか。死にたがっている彼女に生きる希望を与えることはできるのだろうか。

とにかく今の私のミッションは無事に嫁さんを家に連れて帰ることだ。

酒なんて飲んでる場合じゃねぇ。

通夜と葬儀は今日と明日執り行われる。

おわり

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