最近、女優の石田ゆり子さんの缶コーヒーのCMをよく目にする。
テレビでもよくやってるし、通勤途中にある自販機にも彼女がいて私に向かって微笑んでいる。
カワイイ。
アラフィフなのになんだこの可愛らしさは。
思わず缶コーヒーを買ってしまいそうになるときもある。
しかし、私の凍てついた心は130円の缶コーヒーぐらいで暖められまい。
石田ゆり子さんにはすまないが、その愛くるしい笑顔はただでいただいておく。スマイルゼロ円ってやつだ。
私の心を暖め、ついでに喉を潤すのは缶コーヒーではなく、そう、緑茶である。
職場で急須を持ってウロウロしているのは我が社広しといえどもで私一人だろう。
数えたことはないが、東京本社の人数はざっと3000人くらいはいるんじゃないだろうか。
彼らの飲み物といえば会社が社畜専用に用意した無料サーバーのクソ不味いコーヒーとお茶。
私はそんな社畜専用の無料コーヒーもお茶も願い下げだ。日本人なら急須に入れたお茶をずずっと飲む。これに尽きる。
コーヒー?んなものはメリケンが飲むものであり、大和男子が飲むものではない。
それにコーヒーは体質的に合わないのかトイレばかり近くなって困る。
職場で急須王子としてその存在が浸透しつつあっただけに今回の異動で本社を去るのは実に残念だ。
本社の社畜どもにもっと急須で飲む緑茶の魅力を浸透させたかった。残念だ。
今後は静岡支店の社畜どもにで見せつけてやるとするか。
おわり