連休最終日の夜、マッサージを終えて繁華街をブラブラあてもなく歩いていたら職場の後輩から呼び止められた。
どうやら近くで職場の連中と飲んでいたらしい。私がたまたま店の前を通りすがったのを見て声をかけてくれた。
後輩:りひとさん、あれ?一人ですか?こんなところで何してるんすか?
私:おっ、おう。いや、無性に豚骨らーめんが食べたくなったから食べてこれから帰るとこ。
後輩:今、みんなで飲んでいるんすけど、りひとさんもよかったらどうですか?
私:いや、やめとく。俺の分まで楽しんでこいよ。じゃ!
こんな会話をしてその後輩と別れた。
別に彼らのことが嫌いなわけではない。仕事も出来るし頼もしい奴らだ。
だが飲み会は遠慮しておく。
社畜たちが集まって酒を飲みながら語ることなど相場が決まっている。
所詮仕事の愚痴、上司の愚痴、給料の安さへの愚痴、、、愚痴愚痴愚痴。
愚痴のオンパレード。そうなるのが目に見えている。
一通り愚痴を言い飽きて酔いが回って来たら、今度は他人の悪口。
で、いつの間にか私も口汚く会社を罵ったり、他人の悪口にだらしない腹を抱えて笑う。そんな光景が目に浮かぶ。
もうそういう不毛なことから遠ざかりたいのです。
だから飲み会は極力避けるようにしている。
おわり