断酒の誓いは虚しく、お酒が手放せないでいる。
私のお酒人生を少し振り返ると、酒を覚えたのは大学生の頃。最初は飲み会のときだけだった。金もない貧乏学生だったから、晩酌という発想すらなかった。
大学院に進学してから毎日欠かさず発泡酒を飲む習慣が出来てしまった。ビール工場を見学する機会があって、それをきっかけに酒の旨さに目覚めてしまったのだ。
社会人になってからはお金の余裕ができたから発泡酒は卒業してビールやらワインを飲むようになった。
基本的にビール党の期間が長かったように思うが、ここ数年はビールは卒業して家で飲むことは殆ど無くなって、もっぱらハイボールが多かった。
最近はハイボールからいも焼酎にシフトしている。
飲み方はロック。だが、普通のロックとは少し異なる。
氷を多目に入れて、その上に粉末にした緑茶を入れ、そして焼酎を注ぐのである。
粉末の緑茶なので、とごらないようマドラーでぐるぐるかき混ぜて作る。こんな感じで。そのうち氷が溶けてくるのでアルコール濃度もやや落ち着く。
焼酎の銘柄は最初は黒霧島だったのだが、この焼酎臭いがキツイので、木挽ブルーという同じく霧島酒造のいも焼酎に変えた。こっちはそれほど臭いが気にならない。
これを毎晩2杯程度飲む。
いや、次の日が休みのときは3杯飲むこともあります。嘘つきました。
いも焼酎に変えてから変わったことは次の日に酒が残るようなことが少なくなったということだろうか。
年のせいかもしれないが、昔のように際限なしに酒を飲み続けるというのが出来なくなって、多くて3杯でそれ以上は飲めないし飲みたいとは思わなくなった。
多分、焼酎ロック4杯も飲めば次の日の朝は二日酔いぎみで体がどよーんと重いと思う。
まぁ飲酒自体は誉められた習慣ではないにせよ、ようやく酒を嗜むことができるようになったのかもしれない。有難いことだ。
ロックアイスに粉末緑茶をどばっとかけて焼酎を飲む飲み方は珍しいかもしれない。ググってみたけど緑茶割は一般的だが、粉末緑茶ダイレクトはなかった。
この粉末緑茶だが、市販のミルを使って挽いている。
粉末緑茶にすれば茶葉の成分を丸ごと取れるから健康にいい。
急須を使ってお湯だしすると、どうしても成分は茶葉に残ってしまう。だいたい6割は茶葉に残ってしまうそうです。
ミルは雑貨店で3000円くらいで手に入れました。
もしご興味のある方は是非。
おわり