衆院選が終わり、自公政権が安定した政権運営が可能となり、株式市場は歓迎ムード。週明け月曜日の日経平均は700円を超える値上がりをみせた。
しかし、ご祝儀相場はそう長く続かず上げたり下げたりと方向感を欠く展開。
日経平均はさておき、今週は私の主力銘柄の決算発表が相次ぎました。
双日、丸紅、三菱商事、いわゆる総合商社。決算内容はいずれも素晴らしい内容で、増配もしてくれますが、丸紅以外の2社は発表後に株価が大きく下がりました。
好決算に素直に反応しないことはままあることだし、長期保有なので問題はない。しかし、まぁ株価の変動は読めないものだ。
いずれにせよ増配ということで、また一段と配当総額が増える。これは配当重視の投資スタイルをとる私にとっては嬉しい。
あと今週のビッグイベントは日本郵船の決算発表だ。先週金曜日の商船三井に続き、好決算が期待されていた。
決算内容は非のうちどころがない好決算だったわけだが、株価は暴落。なんで?とボヤきたくなる。
どうやら増配が物足りなかったというのが売られた原因らしい。今回の従来700円の配当を800円に増やすことが発表されたが、これでは配当性向がお約束の25%にならない。
会社としては出た利益を配当金として株主に還元するか、或いは自社株買いとして還元するのが一般的だ。
しかし、海運が自社株買いなどする必要は全くない。儲けた利益は全て配当という形で株主に還元されるべきだと思う。
何故か?
今の好調な業績は一過性であり時間と共に物流の混乱が収まれば海運運賃は下がるのは目に見えているからです。
運賃が落ち着けばONEの業績も元に戻るわけで、株価は下がります。自社株買いなんでやったって下がるんですからそんな金の使い方はないでしょう。
経営者の判断になりますが、期末配当で25%還元をぜひ配当という形で実現して欲しいです。
さて、最後に総資産額の推移とスナップショットを貼り付けておきます。
おわり