私は自分でもよく自覚しているのだが、短気な方だ。自分の思い通りにいかないとすぐ頭に血が上るのだ。
怒りがよくないこと、何の生産性もないことは分かっているのだが、それをコントロールするのは意外と難しい。
サウナに通う理由の一つがアンガーマネージメントだと言っても過言ではない。
確かに熱いサウナに入っている間も、冷たい水風呂に入っている間も怒りは消えている。
次の日に怒りを残さないという意味ではサウナは有効な手段だと思う。
だが、そもそも日常から怒りを感じているわけでサウナはあくまでもその対処療法に過ぎない。
一番理想的なのは怒らないということだろう。
怒りが沸々と湧いてきそうになったらサッと気分を入れ替えて怒りの炎を消してしまうのだ。
放っておくと怒りの炎はみるみる大きくなって制御ができなくなる。そうなる前に炎を消す。
そんなことが簡単にできるといいが、今年は怒らないことを意識的に努めて取り組みたい。
怒りが湧く瞬間を逃さないように意識したい。その負の感情が湧いてきたら、自分の心に怒りの炎が上がったとイメージし、即座に水をかけて消火する。
そんなイメージで怒りの本体から意識を逸らすことで怒りの炎が燃え上がるのを阻止できるのではないかと。
怒っても現実は何も変わらない。怒ることは負けということを肝に銘じて生きていく。
おわり