何度自分の心に問いかけても答えは同じで、私は両親が好きではありません。苦手です。
嫌いかとか恨んでいるかと問われるとそこまで言い切るほどでもありません。
逆に好きか?好んで会いたい存在か?と問うと答えはノー。
過去をじっくり振り返っているとやっぱり辛くなる。ということはやはりロクな過去ではなかったというのが事実なんでしょう。
楽しかった想い出というのがまるで浮かんでこないのです。
こういうのをアダルトチルドレンというらしい。なんだか語呂がミスチルみたいだか。
先週、チャージ休暇で会社を休んでいた時、会社の同僚からメールが入った。
なんだろうと確認したら、どうやら私の両親が会社の受付から職場に電話をかけて来たらしい。
本人は休暇中と答えたら帰って行ったらしいですが、翌日また現れて受付から連絡があったとのことでした。
両親とはそれほど頻繁に連絡し合ってませんが、メールくらいは返しますし、別に音信不通でなわけでもなく。
なぜそんな抜き打ちチェックみたいな真似をするのか、私にはやっぱり両親が理解できない。
そういえば小学校の頃、両親に授業参観に来て欲しくなかったのを思い出した。
父親は酔っ払って脅迫めいたことをよく言っていた。内容はもう忘れたが、幼心にこんな両親が学校に来たら恥ずかしいと思っていたのは確か。
実際は授業参観に来ても何もしないし黙って見守っていただけだったと思いますが、何かしでかすのではないかと不安で仕方なかった。
40にもなって抜き打ちで会社に来る親。一体どういうつもりだったのか。まぁ、何も考えていないか、驚かせてやろうと思ったか、そんなとこだろうけど。
同僚が私が休暇中であることを伝えると、わざわざ受付から電話かけ直していつまで休暇なのかを聞いてきたらしい。二日間で計3回も受付に来て電話をかけて来たことになる。
そんなのメールか電話すりゃいいのにね。いい迷惑だ。
東京に来てるんなら予め言ってくれれば昼飯くらい食べたっていいのにな。あんまり気は進まないけどそれくらいは付き合いますよ、私だって。
こういうことで思い悩むことは馬鹿らしいし、考えないようにしてます。
些末なことですが、両親と正常な関係を作れなかった自分を再認識させらました。
あー、生きるとは面倒なことだ。
おわり