この間のアメリカ出張でアメ人と会食で隣になったので雑談がてら車の話をした。
そのアメ人はジープが大好きならしく、自分用に二台もジープを保有しているらしい。奥さんの分も合わせると一家で3台。贅沢だ。
日本だと車検、税金、保険、ガソリン、駐車料金など諸々の諸経費を含めると一台あたり年間20万から30万くらいは覚悟せねばならないだろう。
ところがアメリカは流石自動車大国だ。税金は安い。なんと年間25ドルくらいだというではないか!
日本だとこの税金が曲者で、毎年5月に振込用紙が送られてくる自動車税は私の場合約4万円であり、一ドル100円とすると日米の格差はなんと16倍にもなる。
それにアメリカはガソリン代も安い。多分リッター70円くらいだろう。
アメ人と話をして唯一日米でそれ程格差がなかったのは保険だ。私の場合、愛車のオールドミニの保険料は年間2万円強だったと思う。アメリカもだいたいそんなものらしい。
こんな高い税金を課しておいて若者の車離れが進んでいるとかほざいているのだから馬鹿げている。
車を所有するなど経済計算が成り立たないのは明白だ。特に都市部は。車が必要な時にレンタルするとかシェアするというビジネスモデルが広がっているのは納得できる。
車を所有するということは高くつく趣味だと言わざるを得ない。まぁ、車を買う余裕のある人は買えばいいのだけれど。
おわり